HEISEI DESIGN STUDIO

受賞告知タイトル

「黒をテーマにしたスマートライフ」が、静岡県住まいの文化賞・リフォーム賞を受賞しました。


静岡県住まいの文化賞とは? コメント
角谷 由美

設計士より

「黒をテーマにしたスマートライフ」は、ブラックウォールナットの家具と黒を基調とした内装の、都会的な高層マンションのリノベーションです。お料理とご友人をおもてなしされる事がお好きだというお施主様のご希望で、2m×80cmの大きな座卓を製作。小上がりの和室や間接照明、高層階からの絶好の眺めも見どころです。様々なブラックの素材が調和した、素敵な空間に生まれ変わりました。構造的な制約の中で、お施主様の夢を実現することができた、私としても思い出深いお住まいです。(設計士 角谷 由美)

リノベーターに問合わせる
審査員

審査員より

シングルライフを最大限に楽しむために、好みの黒で統一したリフォーム空間の妙。黒色というと、一般的に住まいの室内の色としては特殊であるが、施主が感動し満足している点が評価できる。このリフォームの成功は、洋室を一室減らし、大きなLDK の空間を創出したことにある。また、寝室、洗面所、バスルーム、トイレまで徹底的に黒に拘ったこと。間接照明の多用と和洋の混合デザインも良い。是非、今後とも、埃が目立ちがちな黒の空間を、小まめに掃除し、粋な空間として維持されたい。(静岡県住宅振興協議会)

インタビュー お施主様

Q.数ある会社の中から、平成建設を選んでくださった決め手は何ですか?

角谷さん(設計)との出会いは、インターネットの作品集のページでした。並行して他社の方とも相談していたのですが、角谷さんが、私と感覚や相性が一番合っていると感じました。打ち合わせでは、質問したときに分かりやすく答えて頂けるという点でとても安心感がありました。そう感じたところは他にはなかったので、この方に依頼したいという思いが強くなりました。

Q.どのような部分にこだわりましたか?

私の好きな黒色を入れたいという希望がありましたので、最初からずっと角谷さんと作戦を練っていました。小上がりの和室、格子はすごく気に入っています。小上がりの和室は、平松さん(大工)にとても念入りにきれいに、望んだとおりに作ってもらいました。そして、それに合わせる格子をどうしていきたいか話し合いをしました。すごい良い仕上がりになりましたね。本当に「あっ」と言わせる小上がり和室が出来たかなと思います。こだわった部分は無数にありますが、ここは特に力を入れました。

インタビューの様子

Q.リノベーション後、実際に住まわれた感想はいかがですか?

今は大分落ち着いてきましたが、最初のうちはここが自分の家だという実感が湧きませんでした。ここに住んでいるということが信じられなく、毎日わくわくしています。今ようやく、これが自分のものなんだという実感が、だんだんと湧いてきました。本当に毎日帰ってくるのが楽しみなのです。

Q.リノベーション後、訪れたご友人の反応はいかがでしたか?

まず部屋に入ってきたときの歓声がすごいですね。してやったりと思うことが多いです(笑)生活感をあまり出さないようにしているので、ホテルみたいと言われます。黒をこれだけ使う部屋は、私も今までみたことなかったものですから、意外性もあったりしてみんな驚きます。

お施主様と角谷

Q.設計士・角谷の印象はどうでしたか?

最初にお会いしたときから、この人は合うと思いました。お任せしてもいいという安心感ですね。そしてもちろん色んなノウハウもお持ちですし。現場の様子等、角谷さんからメールで「これからどういう風にしようか、今平松君と話をしています」と写真付きで送られてきたりと、楽しそうなんですよね。とても忙しいはずなのに、パワーがありますね!他社と迷っていましたが、角谷さんに任せて間違いなかったと思います。

お施主様と平松

Q.大工・平松の印象はどうでしたか?

とても真面目ですね。実直に仕事に取り組んでいると感じます。自分の損得を考えずに、とことん考えて仕事をしていますよね。遅い時間になってもずっと頑張っている姿をみて、良いものを作ろうという心が強いのだと感じ、感動しました。感謝の気持ちでいっぱいです。平成建設さんは自社大工を抱えていると聞いていたので、その点で安心感はありました。大工さんは、精密的でしっかりとした仕事をするというイメージがありましたので、そういう意味でも平成建設さんにお願いしたいと思いました。他社だと、もしかしたら様々な箇所を下請け業者に頼んだりして誰が何を作ったのかわからない、というような状態になるかと思います。その点、平成建設さんはずっと同じ人が作ってくれているので信頼できます。平松さんには、お世話になりっぱなしでした。

Q.リノベーションしてよかったと思われますか?

先日、資料を整理していたら、最初に角谷さんと打ち合わせた時にお願いしたメモが出てきたんです。明確なのは「黒」というキーワードだけ。あとは、漫然としたメモの羅列でしかありません。でも出来上がってみたら、全てが実現しているんです。僕の中にも漠然としか存在していなかった理想の空間を、角谷さんはそのメモを手掛かりに見事に具現化してしまったんです。これには本当に感激していますね。是非これからも、僕と同じ感動を味わう方を増やしていって頂きたいと思います。