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  • 設計者の思い・・・

    2013/05/13

    こんにちは。角谷由美です。

    今日でこちらのブログも最終回となります。

    最後に私の設計者としての思いをお話しますね。

     

     

     

     

    S様との最初の出逢いはS様の奥様がインターネットの世界で

     私の施工例とブログをご覧になって頂き、この人にお願いしたいと

     会社に足を運んで頂いたことが始まりでした。

    この広い世の中で私を探し出して頂いた事に、嬉しくまた感謝をして

     おります。

    後日、ご主人様から「インターネットなどあまり見ない奥さんがいろいろな

     会社を検索して自分のこれだを探し出して、積極的に動いたのは

     ビックリしました。」とお聞きして、またまた嬉しく思いました。

     

     

     

    奥様が私の過去の作品例をご覧頂き、「和モダンに」とのご希望から

     始まり、いろいろなサンプルや写真を見て頂きながら最終的に

     「レトロモダン」に決定しました。

     

     

     

    当初は私の工事物件が立て込んでいた為、施工時期をかなり遅めに設定

     させて頂き、本当に申し訳ございませんでした。(ご予約を頂き最長1年間

     お待ち頂くお客様もいらっしゃいます。)

    ですが、その間何度も私の現場の完成内覧会にご来場頂きイメージを

     膨らませて頂いたり、何度かのお打合せを経てようやく

     ご自分の好みが何かをつかんで頂いたり・・・

     

     

    お待ち頂く時間もリノベーションでは、より良い作品創りに

     つながると思います。

     

     

     

    そして、今回は・・・

     

     

     

     

     

     

    ご覧頂いた無垢材の中で洋の空間はブラックウォールナットを

     

     

     

     

    和の空間はタモを採用して頂きました。

     

     

     

    このタモの製作堀炬燵と小上がりの空間は

     掘り炬燵は平松君、小上がりは西田君の製作です。

     そして、今回同時進行していた他の現場で同じく小上がりと

     掘り炬燵があり、私の中で3部作と位置づけ

     それぞれが異なる大工により製作されました。

     

     

     

     

    平松君のこのタモの使い方・・・最後に既存の床柱の鉄刀木を 

     ポイントにしたのも彼のお客様に対する気持ちと家に対する気持ちが

     表現されていると思います。

    それぞれの大工のそれぞれのお客様に対する思いが形になって

     それがデザインのポイントとなっています。

     

     

     

    最終作の京町屋リノベーションの内覧会で是非実物をご覧頂けましたら

     と、思います。

    http://www.hd-s.jp/event/20130525.html

     

     

     

     

    そして、その3部作には町屋襖もそれぞれのお客様への思いを込めて

     それぞれ異なる町屋襖をご提案しております。

    S様にはこちらの爛漫の黒の町屋襖です。

     

     

     

     

    洋から和へつながる空間をアンティーク建具でレトロな感じに・・・

     

     

     

     

    ブラックウォールナットの端材も余すことなく使い引き戸に

     デザインのポイントとして使いました。

     

     

     

     

     

    木取りと・・・

     

     

     

     

    異素材との組み合わせもデザインのポイントに・・・

     

     

     

     

     

    機能も充実させて暖かく、明るく・・・

     

     

     

    本日、平松君と最後の扉を取付に伺い奥様と楽しいひと時を

     過ごさせて頂きました。

     

     

    「何かお困りのことはありませんか・・・?」の私の質問に

     

     

    「何もありませんよ。」と快適に過ごされているS様のお言葉と

     内覧会の時のままとても素敵にお住まいの様子・・・

     そして、平松君とも「ゴールデンウィークはどこに??」など

     楽しい会話をしながら平松君の施工を見て頂く奥様の笑顔で・・・

     

     

     

    本当に幸せなひとときでした。

     

     

     

    S様、素敵な出逢いに感謝をしております。

     長い間ご不自由をおかけして申し訳ございませんでした。

     そして、私たちをいつも温かく見守って頂きありがとうございました。

    ・・・沢山、悩みも聞いて頂き本当に感謝をしております。

     

     

    これからも、素敵なお付き合いをさせて下さい。

     囲炉裏も作りましょう。(笑)・・・

     

     

     

    それでは、長い間こちらのブログを応援して頂いた皆様

     ご協力頂きましたS様、ありがとうございました。

    過去のブログも作品もストーリーに保存されますので

     時々思い出して下さいね。

     

     

     

     

     

    奥様との楽しいひと時を過ごしたリビングから・・・

     全ての職人さん達に感謝を込めて・・・

     

                        2013.05.13

                      設計・施工監理

                      角谷由美でした。

  • 西田君のコメント

    2013/05/10

    こんにちは。角谷由美です。

    おまたせしました。西田君のコメントをご紹介しますね。

     

     

     

    角谷 「製作家具のTVボードはどうでしたか?」

     

     

     

     

     

    西田君 「固定が大変でした。大きいし、重いし・・・でも

     ブラックウォールナットを贅沢に沢山使いました。」

     

     

     

    角谷 「ダイニングテーブルは?」

     

     

     

     

    西田君 「あまり迷わずに取り掛ったのですが、強度を持たせるのに

     苦労しました。」

     

     

    角谷 「あのシラタ使いは西田君ならではの木取りだね。」

     

     

     

    西田君 「俺もそう思います。(笑)」

     

     

     

     

    角谷 「ローボードは?」

     

     

     

     

     

     

    西田君 「あれは、同期の大工にもヒット間違いなし!と言ってもらいました。」

     

     

     

    角谷 「私はあの耳の部分が好きだな・・・」

     

     

     

     

     

    角谷 「S様との思い出は?」

     

     

     

    西田君 「友人の方が来た時に、「大工さんが拘っちゃってね。」と嬉しそうに

     話されていたのが嬉しかったです。」

     

     

     

    角谷 「「アートですね。」とも言って頂いたものね。」

     「これで、何度かの私のトータルデザインを着工から最後まで

     見ているけれど、最初はどうなるかと思わない?」

     

     

    西田君 「・・・」

     

     

     

    角谷 「黒い襖とか、いろいろな素材が出てきて・・・」

     

     

     

     

    西田君 「でも、最後はやっぱり素敵になりますね。」

     

     

     

     

     

     

    角谷 「ありがとう。」

     

     

     

    ちょっと褒めてもらったところで、次回のラストは設計者としての

     私の思いをお伝えしますね。

     

     

     

     

     

  • 平松君と西田君のコメント

    2013/05/09

    こんばんは。角谷由美です。

    しばらくアップが遅れて申し訳ございませんでした。

     コメントの聞き取りが出来ましたので、ご紹介しますね。

     

     

     

    最初に平松君から・・・

     

     

     

     

     

    角谷 「無垢の樹を扱う時の気持ちは?」

     

     

    平松君 「その時の気持ちに左右されるので

     いい仕事をしている時はすんなり木取れます。」

     

     

    角谷 「ブラックウォールナットの端材で製作した引き戸は

     どうだった?」

     

     

     

     

     

     

    平松君 「思ったより大変でした。ですが、頭の中で考えた通りの

     仕上がりでした。」

     

     

     

    角谷 「掘りごたつはどうだった?」

     

     

     

     

     

     

    平松君 「今回は胃は痛くなかったです。(笑)」

     「同じタイミングで3人の大工が掘りごたつを製作出来たので

     それぞれの仕上がりが楽しみでした。」

     

     

    角谷解説 (レトロモダンの平松君、白い畳・墨の建具の福田君

     京町屋リノベーションの小山君それぞれが違うデザインの堀ごたつを

     製作しています。)

     

     

    角谷 「S様との思い出は?」

     

     

     

    平松君 「友人や会社の方々が来た時に、嬉しそうに家の中を

     説明して頂いていたのが、こちらも嬉しかったです。」

     

     

     

    角谷 「次に使ってみたい無垢材は?」

     

     

    平松君 「ヒバですね。知り合いの大工さんが自宅をヒバで作っていたのが

     印象に残っています。」

     

     

     

    ・・・いろいろ考えながらゆっくり話をしてくれる平松君でした。

     西田君のコメントは次回にお伝えしますね。

  • WEB内覧会・詳細とレストルーム

    2013/04/27

    おはようございます。角谷由美です。

    しばらくお時間を頂きすみませんでした。

     

    WEB内覧会の続きは、詳細とレストルームの部です。

     細かなおさまりも無垢の樹が語ってくれます・・・

     

     

     

     

     

    ブラックウォールナットの耳の部分はとても繊細に木目を語って

     くれます・・・

     

     

     

     

     

     

    ちぎりも無垢の樹ならではのデザインのポイントになります・・・

     

     

     

     

     

     

    そり止めも無垢の樹ならではのデザインのポイントです・・・

     

     

     

     

     

     

    一人一人の技が表現できる堀炬燵の脚部・・・

     

     

     

     

     

    格子の繊細なラインもデザインのポイントに・・・

     

     

     

     

     

     

    アンティークガラスの模様も個性的に・・・

     

     

     

     

     

    レストルームの手すりも無垢材の優しさで・・・

     

     

     

     

    職人一人一人の木取りが、デザインのポイントになるのです。

     

     

     

    さあ、次回は西田君と平松君からコメントをもらいますね。

     

     

     

    今日は本物の内覧会「白い襖と墨の建具」も

     三島市東壱町田で開催しております。

    是非、ご来場下さい!!

     

    http://www.hd-s.jp/

     

  • WEB内覧会・リビングダイニング

    2013/04/21

    おはようございます。角谷由美です。

    WEB内覧会のリビングダイニングをお伝えします。

     

     

     

     

     

     

     

    ホワイトマーブルの床にブラックウォールナットのダイニングテーブル

     TVボード・ローボード・PCカウンター・キッチンカウンター

     そしてブラック鏡面の扉・・・

    今まで使われていなかった和室の二間続きの空間が見事に甦りました。

     

     

     

     

     

     

    暗く、寒く、湿気の籠った空間から、蓄熱暖房とペアガラスで皆の集う

     賑わいの空間へ・・・

     

     

     

     

     

     

    単独のキッチンから、オープンキッチンへ・・・奥様の夢の実現です。

     

     

     

     

     

    西田君のブラックウォールナットの製作家具の数々・・・

     

     

     

     

    本人も私も自宅に落ち帰りたくなりました・・・

     

     

     

     

     

    美しい木目に囲まれた生活・・・いかがですか?S様・・・

     

     

     

     

     

     

    次回もWEB内覧会の続きをお伝えします。

     楽しみにしていて下さい。

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