私は、住宅はそこに住まう人が使う大きな道具であるという考えから、デザインと使い勝手を兼ね備えた「心地よい住宅設計」を目指しています。木の素材感を生かした和モダンな空間設計、数寄屋風の木を繊細に生かした現代和風住宅を得意としています。
日本の木造建築は世界的に見ても非常に優れた技術と伝統を持っています。それらを現在の住宅に自然に取り入れるのが理想です。木のぬくもりや塗壁の温かみ、和紙の柔らかな採光、石の力強いテクスチャー等を融合することにより実現する、日本建築でしか味わえない、居心地のよい空間を創り続けていきたいと思っています。