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旅館風の土間
玄関を入ると、左手には和室へと続く旅館風の土間が。
ケヤキの柱・耳框、大正時代のアンティーク建具、
旧家の桜の框、旧家の銅板の屋根、そして壁染色工芸家・芹沢銈介デザインの暖簾。
すべてが柔らかくマッチした空間になりました。 -
大工製作の下足入
大工製作の下足入は、ケヤキの木目が迫力を出しています。
木目が通っているのが大工のこだわり。
思い出がたくさん詰まった、旧家の欄間を再生した行燈が置かれます。 -
アールのラインが美しい和室
ケヤキやクスを利用し、新和風の左官で仕上げた、落ち着いた和室。
明るくお客様をもてなす、和モダンな空間となりました。 -
モダンなLDK
オフホワイトの勾配天井に古材の梁が美しく映える、モダンなLDK。
旧家の梁を再生した松梁には、将来お孫様用のブランコを取り付ける予定です。 -
ブラックウォールナットの製作家具達
LDKを彩るのはブラックウォールナットの無垢材で作られた製作家具。
モダンでありながら心温まる空間が実現しました。 -
遊び心満載の個室
ハンモックの似合う、無垢材であふれたロフト付きの個室。
イチイの柱をはじめ、トドマツの梁、ケヤキの机など、
沢山の無垢材に囲まれた空間です。 -
ロフトからの眺め
ロフトの脇には、スギの本棚、センのカウンターとここにも無垢材が。
室内窓を開ければ、隣のLDKを見下ろすことができます。 -
お嬢様の部屋
カリンの床にマッチしたブビンガの机は、お嬢様のために女性大工が制作したもの。
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左官で仕上げた竹の絵
クスとクリの無垢材カウンターのあるトイレは、左官で仕上げた竹の絵がポイント。
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夜の表情
夜になると、無垢材や壁は間接照明に照らされ、さまざまな表情を見せてくれます。
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築46年の薄暗かった玄関は、素材が融合した明るい空間になりました。
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フリーハンドで描かれたアールと間接照明等によって、洗練され、生まれ変わった和室。
築46年の木造住宅のリノベーションです。1階は杉の床と大正時代の建具で和の雰囲気に、対照的に2階はホワイトマーブルの床とグロスブラックの建具でモダンなテイストに。和と洋、全く異なる二つの要素をどう一つにまとめていくか。全体のバランスやそれぞれの形・質感・色の理由を考え、トータルでデザインされた物件になっています。 大工製作の家具を随所に配置することで、空間をさらに引き立てます。半年にわたる大規模なリノベーションです。