猫のいる茶室とライブラリーのある終の棲家

沼津市の奥様の実家をデザインリフォームして終の住処にされる50代のご夫婦と猫の物語。
お着物が大好きな奥様と茶事がご趣味のご主人様の為に、
オンリーワンの茶室とライブラリーとキャットウォークを和モダンにデザインします。
各所に無垢材をあしらった理想の住まいです。

  • 飾り棚兼キャットウォークが迎える玄関

    玄関

    様々な樹種の扉をキャットウォークに組み込んだデザイン。
    猫がくるくると回れる動線が、とても楽しいキャットウォークです。

  • 玄関

    扉の裏にある通り道を抜けて、棚の下や隣の部屋などに繋がります。

  • 存在感のある下駄箱

    玄関

    栗の手斧仕上げに拭き漆の下駄箱。
    扉は楠でできています。
    手斧仕上げの凹凸がアクセントのデザインです。

  • キャットウォークのあるライブラリー

    ライブラリー

    リビングと寝室の間にあるライブラリーは
    杉の三層パネルで製作した本棚兼キャットウォークが3方にあり、
    それぞれネコドアで隣の部屋に通じます。

  • ライブラリー

    ご主人様が読書をしている時に甘えられる、肘掛のスペース。
    反対側はご主人様のコーヒースタンドのくぼみになっています。

  • ライブラリー

    本の手前のズペースがキャットウォーク。
    ピラミッド型に凹凸があるデザインも取り入れました。

  • 素敵な和の設えのお茶室

    茶室

    市松模様の襖に櫛引の左官の壁。
    既存の絞り丸太の床柱を框にして、栗の手斧仕上げの地板と
    杉の赤と皮つき百日紅を合わせた素材を合わせる数奇屋のテイストに仕上げました。

  • 茶室

    竹のあじろ天井や勾配天井、桧の錆丸太、杉の浮造りも組み合せています。
    設えの細部に大工の技が凝らされている茶室は、
    数寄屋の枠に独自の遊び心をプラスした楽しげな空間となっています。

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    茶室のにじり口

    茶室

    杉と細竹で造作した障子を開けると、にじり口が現れます。
    にじり口からは、杉の赤と竹で出来た縁台が続きます。

  • 富士山と丸窓が印象的な主寝室

    主寝室

    楠の一枚板の書斎カウンターと杉の三層パネルの本棚、そして丸窓のある主寝室。
    楠の書斎カウンターの下は、足元が少し下がっていて、足を延ばして座ることが出来ます。

  • 富士山と丸窓

    丸窓を開けると、お茶室へと繋がります。

  • 主寝室

    階段下を有効活用した本棚の下には猫ゲージのスペース。
    そして、猫ドアで隣のライブラリーと自由に出入りが出来ます。

  • 和モダンなLDK

    リビング

    木目が美しい楠を主役に、様々な樹種の無垢材を組み合わせています。

  • リビング

    楠の一枚板のカウンターと飾り棚を移動してもらうキャットウォーク。
    一番上の棚には、隣のライブラリーに抜けるネコドアがあります。

  • 楠の一枚板のダイニングテーブル

    ダイニングテーブル

    脚部は栗を手斧仕上げにしています。
    ナイフカットの床材をキッチンカウンターの壁面に設えました。
    キッチンカウンターの漆は蒔地仕上げの黒で仕上げました。

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    すっきりとしたキッチン

    キッチン

    お料理のステージはTOTO製。
    ブラックの鏡面扉に人工大理石のカウンターですっきりと。

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    無垢の手洗いカウンターのあるレストルーム

    レストルーム

    楠の無垢材による手洗いカウンターのあるレストルーム。

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    最新のバスルーム

    バスルー

    最新のバスルームはTOTO。
    温か浴槽に柔らかくて乾きやすい床に桧の椅子と桶。

  • 琉球畳の着物室

    着物室

    猫の可愛い姿がデザインされた襖にグレーの琉球畳を合わせました。

  • 2階書斎

    書斎

    北側の窓のない部屋に、押入れを解体して窓と製作家具で書斎コーナーをご提案しました。
    日差しが差し込む明るい書斎となっています。