耐震補強工事を伴うリノベーション。 2018.8.9

おはようございます。角谷由美です。

4月からスタートしたこちらのblogも今日で最終回となります。

 

最初に密着blogにご協力頂きましたS様。ありがとうございました。

 

生まれ変わった住まいはいかがでしょうか・・・??

 

 

 

 

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耐震補強を住まいながらの工事で進めさせて頂き、しばらくの間

ご不自由をおかけして、すみませんでした。

 

 

 

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S様から最初にご希望されたのは、「我が家の構造は安心ですか?」と

耐震を調べて欲しいという事と、トイレの改修工事でした。

 

 

昭和57年以降に新築されていたS様邸は、本来は現在の構造基準を満たしている

建物ですが、床下や小屋裏を調べて図面をチェックして構造計算をすると

構造的に弱い部分が沢山ありました。

 

 

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そして、解体工事が進んで今まで分からなかった部分が

明らかになると、筋交いの下に基礎がなかったりと

不安な要素が増えていく状況でした。

 

 

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そして、耐震補強工事を始めて2週間程経過した強風の後に

「本当に揺れなくなりました。」と実感して頂き

スタッフ一同で笑顔になれました。

 

 

 

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IHクッキングヒーターを初めて体験する日は、ご自身で栽培された

新鮮な野菜を使って・・・

 

 

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左半分は工事中という現場で、お料理をして頂きました。

 

 

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両面焼きグリルで美味しく焼けた手羽先を・・・

 

 

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工事現場に新聞紙を敷いて、ピクニックのように

ご馳走になりました。

 

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リノベお茶会では、お知り合いの皆様にお集まり頂き

生まれ変わった住まいの様子を、これからのリフォーム・リノベーションの

参考にして頂きました。

 

 

 

「我が家の構造は安心ですか?」その問いかけに、一般的には

「昭和57年以降の家なので、大丈夫です。」

「図面を見たら、筋交いなども入っているので大丈夫です。」

 

そんな、答えが返って来ますが、実際は床下や小屋裏

基礎の状態や、壁のクラックの様子などを見て判断しないと

図面と異なる場合があるのです。

 

リフォームをして、壁・床・天井を解体する時が耐震補強のチャンスでもあります。

 

内装を解体した時に、筋交いや構造用合板をバランス良く入れて

耐震の強度を上げれるのです。

 

もちろん、クロスの貼替だけの場合よりも下地を解体してやり替える

費用はかかりますが、いざと言う地震の時に安心です。

 

そして、下地を解体した時に断熱材を入れられるので、断熱効果も

上がります。

 

 

 

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今回は、その他にもエコカラットという調湿効果のあるタイルの壁で

匂いや湿気を軽減したり、建具を交換してバリアフリーにしたり

最新の機能をプラスしました。

 

 

何よりも、私達の思いを込めて、無垢のダイニングテーブルと

TVボードを製作しました。

 

 

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S様邸の為のオンリーワンの製作家具です。

 

 

 

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S様、いつも笑顔でスタッフの皆を見守って頂きまして

ありがとうございました。

そして、美味しい新鮮な野菜もありがとうございました。

 

 

 

お会いして、何度か目の打ち合わせの後に一部だけをリフォームするか

浴室や洗面なども含めてリノベーションするか迷われていた時に

ご主人様から出勤前にお電話を頂き・・・

 

「角谷さんから勧めててもらったようにします。」

 

そう、お言葉を頂き、大規模なリノベーションの工事になりました。

 

その時の言葉を忘れずに、スタッフ一同で安心安全に

そして、便利に素敵に暮らせるようにと願いを込めて

努めさせて頂きました。

 

 

 

S様、長期に渡りありがとうございました。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

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愉しかったリノベお茶会の写真にて

2018年8月9日

設計・施工監理 角谷由美でした。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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