こんにちは。角谷由美です。
リノベーションの計画から9ヶ月後に着工して昨年末に完成した我が家。
新築してから9年目に外装をサイディング張り、オール電化工事をして
築19年でトータルリノベーションをして生まれ変わった空間は
断捨離をしてスッキリと、大好きなものだけに囲まれています。
ブラックウォールナットの無垢材で様々な家具をデザインして
無垢のウォールナットの凹凸のあるハンドスクレイプ加工をした
肌触りの良い床と合わせました。
世界でたった一つの手織りのギャッベを東京、横浜、名古屋、長野、群馬と探し
二人で気に入ったものに出逢えました。
ブラックウォールナットのダイニングテーブルで、ゆっくりとティータイムを
過ごしながら、庭とバードハウスの住人を眺める癒されるひと時。
庭もリノベーションで木製から擬木のメンテナンスフリーのウッドデッキにして・・・
芝生もタイルにして、庭の手入れがとても楽になりました。
今年の春はバードハウスからヤマガラのひなが巣立ちました。
現在もヤマガラが戻って来ています。
木製の玄関ドアを開けると、ウォールナットのヘリンボーンの床と
ガラスのリビングの建具、ウォールナットのハンドスクレイプ加工の床
そしてウッドデッキ、タイルの庭、ヤマボウシの株立ちと視界が広がります。
廊下とリビングもガラスの建具と4つのガラスのスリットで空間に広がりを
もたせました。
それが出来るのは、物のないスッキリとした暮らしが身についたからだと
思います。
朝起きてベッドメイキングをしたら、身支度をしてしっかり朝食を食べて
食洗機をスタートしたら玄関でスリッパを揃えてお出かけする。
その繰り返しで、物が出ることはありません。
急なお客様にも対応が出来てストレスがなくなり、家に帰るのが楽しみに
なりました。
寝室も沢山の収納とアクセサリーの為に新設したガラスの飾り棚で
お気に入りの小物を季節毎に収納出来るようになりました。
子供部屋を2つのゲストルームにして、お客様がいつでもゆっくりとして
いただけるように、急な宿泊にも対応出来るようになりました。
ずっと憧れていた北欧の名作照明も加わり、美しい光のアートが日常生活に
プラスされました。
夜の静かなひと時はウォールナットの飾り棚にあるお気に入りのオブジェを
ライトアップしながら寛ぎの時間を過ごします。
長年、設計士そしてインテリアコーディネーターの仕事をしながら
様々な建築探訪、インテリアめぐりをして本物の素材や
名作照明、名作家具を自分の好みに合った物を選択して
トータルコーディネートをしました。
自宅で住まいながらのリノベーションの工事で、職人さん達の努力と熱意
技の凄さも再認識出来ました。
高橋亘君、油谷友弥君、五十嵐尭君、そして家づくりに参加して頂いた沢山の皆様
本当にありがとうございました。
毎日快適に過ごしています。
一つ一つを大切に愛おしく思いながら、丁寧な暮らしをしています。
この経験はこれからの私の設計士としてインテリアコーディネーターとしての
仕事にとても活かせる貴重なものでした。
その大切な暮らしの日々を今後は、設計士blogの中で時々ご紹介したいと
思います。
1年以上続けたblogも今日で最終回です。
現在進行形のお客様のblog、そして新たにスタートするblog、設計士blogと
今まで通り是非ご覧になって下さい。
それでは、全ての職人さんに感謝を込めて。
2017.9.25
アートな直島より
角谷由美でした。