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落ち着くダイニングキッチン
ダイニングには、ついつい腰掛けたくなる高さの畳敷き小上がりと堀炬燵を設け、
ゆったりとした時間を過ごす場に生まれ変わりました。
肌にふれる、堀炬燵の天板には栗と欅を、キッチンカウンターには栗の木を使用。
将来、町屋カフェを開くことも想定した、 心地よいデザインとなっています。 -
開放的なリビング
一階から二階、そして小屋裏まで繋がった、解放感あるリビング空間。
そこには、吹き抜けをぐるりと回れる回廊が。
アンティークの建具を開ければ、開放的な空間が広がります。 -
表情を変える回廊
呉服屋切子格子を採用した回廊手摺は、昼は程よく光の量を調整し、
夜はライティングによって、美しい陰影が映し出されます。
光も影も空間も、調節する家になりました。 -
収納できる階段
リビングとキッチンの間の階段は、なんと収納可能。
メインである1階での生活の質を上げ、
2階は時々しかあがらないならば、いっそ収納してしまう大胆なアイディアです。
視線を遮る階段がなくなると、どこまでも吹き抜けた大空間へと変貌します。 -
アンティーク建具と光のライン
玄関には、町屋襖の白い荻と大正時代のアンティーク格子戸が
光のラインを作り出しています。
慳貪式の障子を入れると、雰囲気ががらりと変わります。 -
光の和の寝室
寝室には京町屋襖のしだれ桜とアンティーク建具をあしらい、
キャットウォークから差し込む光が美しい、
居心地の良い空間に仕上げました。
落ち着いた桜色に、白でしだれ桜が描かれた町屋襖は、
金箔の花びらとともに、動きのある図柄。
北側の小さな部屋が一新して、和の趣を活かした空間となりました。 -
季節を感じる外観
アプローチには、解体時に残しておいた石を敷き詰め、
ヤマモミジの株立ちでお出迎えです。
左官の壁とヤマモミジが四季の移ろいを楽しませてくれます。
外と玄関を隔てる堀には丸穴を開け、黒竹でアクセントをつけています。 -
テイストに合わせた、オリジナル家具達
リフォームを手掛けた弊社の大工による、
住まいのテイストに合わせたオリジナル家具の数々。
お施主様が本当に必要なものを、高い技術とデザインによって作り上げます。
お施主様との距離が近く、この住まいを知り尽くしているからこそ実現できる、
世界にたった一つの家具たちです。
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目隠しの丸い形がアクセント。特徴のある外観となりました。
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シンボルツリーには落葉樹のヤマモミジ。四季を感じる庭になりました。
築39年木造住宅の町屋風リノベーション。玄関を入り大正時代の建具を開けると、一階から二階、そして小屋裏まで繋がった、解放感ある吹き抜けが出迎えてくれます。二階には、吹き抜けをぐるりと回れる回廊が。シックなタモの無垢フローリング、掘り座卓などの大工制作家具が、生活空間を引き立てます。外装塗装、外構も含めた大規模リノベーションです。