おはようございます。角谷由美です。
今日は設計士の夫婦二人でチョイスした北欧の名作椅子について
ご紹介します。
ハンス・J・ウェグナーのデザインのYチェア。
ウォールナットの木目にやわらかい曲線を描いた北欧デザインの不朽の名作チェア。
座面はブラックのペーパーコードで。座る度にラインが馴染んで来ます。
背を支える支柱がYの字であることから名づけられた「Y-chair」
手入れをすることで、生涯使い続けられるチェアです。
リプロダクト品も多数出回っていますが、素材はタモが多く加工の粗さやジョイントがあり
強度が不安なものまで、何よりも座り心地が異なります。
価格もリプロダクトは2万円前後、正規品はビーチ材で10万円、ウォールナットのブラックペーパーコードで
18万5千円と全く異なります。
そして、Yチェアを4脚購入する予定から二人で一目ぼれして変更したのが
同じくハンス・J・ウェグナーが自邸のダイニングの為にデザインした「pp701」
(こちらは特注のウェンジ)
背もたれの4つの無垢材をデンマークの国旗の+のマークを寄木細工のようにして
熟練の職人技で仕上げて行きます。
価格もウォールナットのシートの革仕様で21万5千円。二人同時に一目ぼれした逸品は
かなり値段も良いものでした。
こうして我が家には北欧の名作椅子が2種類。
トータルデザインで2種類の椅子は・・・??と最初は悩みましたが、pp701のすっきりとした
フォルムのおかげで、こんな風にリビングを見渡しても椅子が2種類あるのことが目立たず
しっくりと馴染んでいます。
リノベ前のカサブランカの椅子もお気に入りで30年近く使い込んで、ファブリックを交換して
長男へ受け継いだので、この名作椅子も世代を超えて受け継がれていくと思います。