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大工の技の融合
玄関を入ると、既存の和の部分を活かしながら、平成建設の大工
が技を加えた和のおさまりが迎えます。
明治時代の蔵戸を加えてオンリーワンのデザインに。 -
左官の櫛引に竹をあしらったニッチ
飾り棚は棚というよりも絵画となるように
左官の櫛引きに竹の絵をデザインしました。
間接照明で浮き上がる様子はまるで絵画のよう。 -
素材のバランスを考えたリビング
ウォールナットをアクセントに、ブラックチェリーの床、ケヤキの無垢材など
それぞれの素材を一つ一つバランスを考え、配置しています。
木の温もり溢れる、華やかな空間となりました。 -
欅の無垢材の製作家具
浮かび上がった木目に、本物の素材の美しさを感じるダイニングテーブル。
欅を純和風ではなく、和モダンに仕上げました。 -
空間を彩るキッチンデザイン
対面キッチンの腰壁にはウォールナットと間接照明をあしらい、アクセントに。
ご夫婦で囲む食卓がより一層華やかになる演出です。
キッチンカウンターには奥様お気に入りのクラシカルなタイル
「ピアノザ」を埋め込んでいます。 -
耳付き欅のTVボード
リビングで一際存在感を放つ、TVボード。
耳付きの欅の無垢材を中心に様々な素材がコラボレーション。
計算されたデザインが、それぞれの素材を引き立てます。
ウォールナットのモザイクがオンリーワンを演出します。 -
和の設えの手洗い器のあるレストルーム
レストルームはタンクレストイレに変え、限られたスペースをすっきりと。
便座の前には、和の設えの手洗い器を設置。
無垢の木と織部焼の器がレストルームを和の空間に仕上げます。 -
ゆったりと寛げる水廻り
広々とした脱衣室は、新しい洗面台で使い勝手も良く快適です。
バスルームは、温かみのある色合で、ゆったりと寛げる空間に。 -
暮らしを彩る小物たち
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リビングには大きな窓がありましたが、照明が1つしかなく暗くなりがちでした。
施工後は、窓からの日差しと天井、TVボードの間接照明により、
より一層明るく開放的なLDKへと生まれ変わりました。 -
小さめのダイニングテーブルが置かれていたダイニングスペースは、
一枚板のオリジナルのダイニングテーブルを設置。無垢材の素材を活かした逸品です。
築26年の在来木造2階建てのお宅。
奥様のお兄様が腕を振るった格天井や欅の床、
絞り丸太、書院造りなどがある和風住宅です。
そんな大工の技が光る部分を残しつつ、老朽化した部分を使い勝手良く、
断熱改修をしながらデザインしました。
26年前の大工と平成建設の大工の技が見事に融合したお住まいです。