

伝統的な和風格子
お客様をお迎えする玄関ホール。
寝室の扉にガラスの引き戸を採用したことで、
暗くなりがちな玄関ホールが明るくなりました。飾り棚の壁は笹模様
玄関ホールの飾棚は、くし引きと笹模様の左官仕上げ。
この日のブログで触れられていたスペースです。大正アティークの建具
アンティークショップにて購入した大正時代のガラス戸。
設計士が1ヶ月半ほど方々を探し、やっとイメージに合致するものを見つけました。堀炬燵が居心地いいリビング
和室は床をあげて掘炬燵を設けました。
同時に畳の下に床下収納も設け、収納力をアップ。掘り炬燵は大工手製
大工手製の堀炬燵は、天版が楓(メープル)、脚が檜(ひのき)で造られています。
天然木を使用した天板は、両耳をツルツルに磨いてあります。カウンター付きの対面キッチン
対面キッチンには食事を取れるカウンターを設置。
また、お酒が好きなお施主様のため、酒類をディスプレイできる棚を設けています。
床材に使用したシカモアが優しい雰囲気。メープルの華やかな木目
キッチンのカウンターには、木目の美しさから無垢のメイプル材を採用しました。
磨かれた端部を触ると、余りにも滑らかな手触りに、みな笑顔になります。大工の手仕事が映える和室
大工の提案により、和室の床の間(左)には木材ではなく竹を使用しています。
襖の取っ手(右)にも竹を使用し、モダンな雰囲気に。竹製のコンセントプレート
和室の雰囲気を壊さないように設置した、
こちらも大工手作りの竹製のコンセントプレートです。
壁はくし引きの左官仕上げ。優しい色合いの和室にニュアンスを加えます。4本のレール
和室を仕切る、檜(ひのき)の4枚引き戸。
LDKはオフホワイトを基調にまとめました。4本並んだレールのラインが美しい。寝室の一角には鏡台とクローゼット
寝室には造りつけの鏡台を設置。畳スペースの縁や棚など
、寝室はアンティークのガラス戸の風合いに合ったタモ材を採用し、
シックで落ち着いた空間を演出しています。書斎スペースを配置
鏡台の反対側には書斎スペースを設置しました。
プリンター(写真左)がすっきり収まるように、彫り込みの棚を設けました。タモのシックな美しさ
パソコンデスクの天板(左)と、引出し(右)。
タモの木目の美しさを、最大限に引き出しています。床を上げて収納スペースを確保
寝室は床の一部をあげて畳スペースに。
上げた分の段差は収納空間として有効活用します。畳スペースの縁もタモ材です。ディスプレイスペース
タモ材を利用した寝室のディスプレイスペース。
こだわりの照明
鏡台の照明(左)、和室の照明(中)、ダイニングの照明(右)。
中央の竹製の照明は、当社大工がデザインしたものです。
築30年の公団マンションを、ご夫婦お二人の生活に合わせてトータルリノベーションしました。 寝室は床をあげ、収納も兼ねた畳スペースを採用。和室には便利な堀炬燵を設け、床の間には竹を使用しています。襖の引き手や竹組みの照明デザインは、当社の大工が行いました。 引き戸の格子、飾棚の笹模様など、ディティールにも和風テイストを多く盛り込んでいます。