在宅時間を快適にする劇的before→after-5 2021.2.10

こんにちは リフォーム設計の池上です。

在宅時間を快適に過ごしたい。そんな思いで築13年程の建物をリノベーションする事になったS様。前回に続き、完成した建物の詳細をご紹介します。 既存の写真は前回ご紹介したこちらをご覧ください

新しく生まれ変わったキッチンまわりですが、レンジフードに特徴があります。

よく見ていただくと、フードの裏側と側面、いわゆる対面側は壁紙で仕上がっています。

一般的には、このように正面をOpenにする場合は、側面の壁に取り付けるサイドフードを選びます。

それでも良いのですが、このサイドフードって地味に価格が高いのと、いかにもキッチンのレンジフード! という感じになってしまいます。

S様のお宅は、大工工事で天井から下がり壁を造作し、正面付けのレンジフードで正面をOpenにした空間を作っています。

壁紙で仕上げることで、内装の雰囲気に合わせやすいし、平成建設のリフォームチラシに乗っているお得なキッチンが、仕様を変えずそのまま取付出来ます。

この造作壁の下側は、レンジフードと同じ様に汚れやすい部分なので、壁紙と同じ様な柄のメラミン化粧板(机やカウンターに使われる掃除し易い樹脂系の素材)を張り付け、拭き掃除が出来るようにしています。

コストを抑えてオシャレに使い易く!大切なポイントですよね。

実は この素材、玄関正面の飾り棚にも使っています。

一見、クロスで仕上げられたニッチスペースですが、水平面をクロスで仕上げると ホコリを拭き取る時にクロスが痛みます。

通常はこの様に、下側にカウンターを入れてお手入れし易くするのですが、今回の様に大小異なる大きさのニッチをデザインした場合、とても野暮ったく感じてしまいます。

メラミン化粧板を貼ってこのようにスッキリと・・・・

キッチンの方へ話を戻して・・・

レンジフードの裏側は、そんな訳で、この様なオシャレなデザインにすることが出来ました。

キッチン側も、さりげなくオシャレで便利な工夫があります。

キッチンのシンクとコンロの間、ワークスペース部分ですが、ハンドミキサーなど調理家電を使いたい時は多いですよね。キッチン自体にコンセントが付いているPanasonicのキッチンであれば必要ありませんが、他メーカーのキッチンにはコンセントが付いていません。

ですが、このスライド式コンセントを使えば、カウンターの立ち上がりが低いケースでもコンセントを設ける事が出来ます。シンクも近く、水も跳ねる場所なので、フタがあると安心ですよね! コンセント以外に、USBコンセントのラインナップもあります。

キッチン背面収納の間接照明の棚には、ワイン好きなご夫婦の為にワインハンガーとしての機能も持たせました。

エコカラットの白いタイルが さりげなく リビングの雰囲気を上品に演出してくれます。

TVの背面にも同じタイルを使用して、空間に統一感を作ります・・・・

キッチン対面通路の先の扉を開けると、その先は洗面化粧台になります。

既存はこんな感じで、廊下からの入り口もありましたが、そこを無くして洗面化粧台を造作しました。

家具を置き難い斜めの壁部分を使い 造り付の洗面化粧台とすることで、スペースも無駄なくオシャレに生かしています。

アクセントタイルは、植物の葉脈をデザインしたガラスタイルを使用して、スタイリッシュな雰囲気に仕上げました。

ステキに生まれ変わったS様のリノベーションはいかがでしたか?

毎年、お正月は泊まり掛けでお出かけされていたS様。

コロナ禍というのもありますが、自宅が素敵になると、外出が遠のきますねと・・・。

今年のお正月は在宅時間を楽しまれたそうです。

自宅で在宅ワークをされる方も多くなり、今のご自宅を何とかしたいと考えている方。

今まで使い難いなと、ご自宅に不満をお持ちの方。

冬の寒さを何とかしたいと思っている方。

ステキなアドバイスが出来ると思いますので、是非 一度 ご相談にいらして下さい。

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