こんにちは。角谷由美です。
こちらのブログも残すところ数回。今日は大工の高橋亘君からのコメントをご紹介します。
以下、高橋君からのコメントです。
S様 5月から4か月もの間 ご不便お掛けしました。
自分は、着工から10日程遅れで入り、木完、内覧会まで携わらせていただきました。
築100年以上、そんな歴史ある建物を 半分ほどスケルトン(柱、梁以外は全て解体)にして、耐震補強。
現在の住宅のような基礎も無く、石の上に柱が乗っている構造を補強していき、新たな空間のための
柱抜き、梁補強・・ しんどかったですが、大変良い経験をさせていただきました。
S様の旦那さんには、出勤時に励ましていただいたり、雑談の中で音楽の趣味があったり
奥さんは、妊婦さんでしたので、仮暮らしの中で大変申し訳なかったですが
工事中に出産され幸せな気持ちを分けてもらいました。
新しく変わった家と、新しく加わった家族でこれからの生活が楽しみですね。
自分はこの経験を、今後の仕事に生かして行きたいと思います。
ありがとうございました。
以上、高橋君からのコメントでした。
画像と共に思い起こすと、本当に沢山の皆に協力してもらいながら、築100年という旧家を
構造補強をしながらフルリノベーションをしたという、大変な工事でした。
腰や手や関節・・・いろいろ痛めながら格闘してくれたメンバーに本当に感謝をしています。
次回は、棟梁を務めた油谷君からのコメントをご紹介します。