こんにちは角谷良一です。
先日洗いをかけた古材の梁の仮組が始まりました。
各材料の良し悪し、並び順、向き、バランスなどを確認するために、仮置きしています。
実際は見上げるようになるので、上から見られるのはこの時だけです。
担当の大工と比べると梁の大きさがわかりやすいと思います。
先日はお客様にも弊社の加工場にてご確認いただきました。
これから仕口の加工に入り、仮組していきます。
この住宅において古材の梁を使うのは一室だけです。
他の部屋は図面化できたのですが古材を使う部屋だけは
母屋を解体して、どんな材料がどの位出てくるのか?それが使えるのか?空間に美しく納まるのか?・・・
不確定要素が多く不安もあったのですが、ようやく少し見えてきた気がします。
こんにちは角谷良一です。
先日解体をしたM様邸の梁、柱が会社の加工場に届きました。
表面は90年の時を感じさせますが木口を見ますと、まだまだこれから十分使うことができそうです。
まさにこれからの木材です。
これから、どこにどのように使うか大工と十分打合せの上、慎重に加工していきます。
次の写真はT様邸に使う丸太梁です。(十分に乾燥した新材です。)
長野産の赤松丸太を太鼓に落したものです。
大工が手斧で皮を落していきます。(大工工事部の小川さんです。)
手斧跡が独特の模様となって木の表面に現れます。
これは小屋梁として表しになります。
両者ともにこれから新築をする住宅になくてはならない重要な材料です。
今後これらの材料がどう生かされていくか、またご報告させていただきます。
こんにちは角谷良一です。
先日加工場に届きました古材を水で洗ったところ・・・・
すばらしい表情が出てきました。
着色しようと考えていたのですが、その必要がないと思わせるほどいい色をしています。
90年の時が仕上げをしてくれていたようです。
90年の間小屋裏で眠っていた材料たちがこれから活躍します。