こんばんは。設計部の角田です。
本日は目黒区で計画中の案件に関して、目黒区役所で協議を行ってきました。
最近は、有難いことに都内の案件も多くなり、週のうち何回かは東京に出張しています。
そんな中、次の打合せまで少々時間があったので、目黒区役所の中を探検~。
実は目黒区役所は、高名な建築家である村野藤吾氏の設計なんです。
以前は千代田生命の本社として使用されていた建築を、現在は庁舎として使用しています。
まずはエントランスホール。
すごいです。
空間のプロポーション。
光の取り入れ方。
まさに巨匠の空間です。
正面の文字がひどく場違いですが、建築って良いなと思わせるには充分すぎる迫力です。この空間を70代半ばで作り出すエネルギーって、ほんとに頭が下がります。
因みにトップライトはこちら。
すごくセクシーな光です。
静謐さと色気を併せ持つ素晴らしい空間だと思います。
このホールを超えると有名ならせん階段があります。
この階段はとても不思議なバランスです。
空間を縦横無尽に使うダイナミックな構成と、重力を感じさせない繊細さが両立し、お互いに魅力を高めあっています。
う~ん、写真じゃ中々伝わらないですね。
お近くの方は是非、体験していただきたいですね。
意外かもしれませんが、役所の建築って結構、名建築といわれるものが多くあります。
皆様も、役所に行かれた際は、ちょっと探検してみると素晴らしい空間に出会えるかもしれません。