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  • 大工平松君からのコメント

    2015/12/11

    こんにちは。角谷由美です。

     今日は。お茶室のWEB内覧会の前に

     大工の平松君から今朝届いたコメントをご紹介します。

     

     

     

    以下、平松君からです・・・

     

     

    E様、この度はE様邸リノベーションに関わらせて頂き

     ありごとうございました。

    大工の手仕事という部分に大変理解して頂けて

     様々なことにチャレンジさせてもらいました。

     大変ありがたく思っています。

     


    中でも自分は図書室と下駄箱の仕事が大変

     印象深く残っています。

     

     

     


    図書室の本棚は、とても複雑な形状でありながら

     ダウンライトであったり、猫ちゃん専用のドアで

     あったりと機能も盛りだくさんでした。

    細かい話、納まりや組み方とめ方どれも難問でした。

    なんとか大工さん達にも協力してもらいまとめ

     上げることができて、またひとつ自信となりました。

     

     


    玄関の下駄箱、茶室の地板は自分の方で栗の板を

     なぐらせて頂きました。

     

     

    昔の道具をなおして現役で使い、機械でなく手で

     仕上げるということに大変大きな喜びを感じました。

     

     

    そして、下駄箱の天板はさらに漆職人の有賀さんとの

     コラボをさせてもらい、既製品では絶対にできないであろう

     仕上がりとなりました。

     

     

    加工場でなぐり、加工場の一室で漆を塗る、このような

     連携をとりながら仕事を進めていけるのもまた平成建設の

     魅力の一つだと思います。

    漆は何工程もあるので、スムーズに渡せた事で無理なく

     現場に間に合わせる事が出来ました。

    今回大工の仕事としてとても面白い仕事が多く、自分としても

     大変勉強させてもらった感覚があります。

     

     

    また、その後現場に来ていただいた時や、完成後にお会いした時

     昔の道具の話や火をつくる工程の話、ありがたいお話を

     たくさん頂きました。

    自分の糧にしてまたこれから励んでいこうと思います。

     本当にありがとうございました。 

     

     

     

    以上、平松君からでした。

     

     

     

    次回は、お茶室をご紹介します。

 
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