おはようございます。角谷由美です。
昨日の休日は、コロナワクチン接種の副反応で
腕が痛み、少し倦怠感があったので自宅で休養していました。
自宅から一歩も外に出ないのは、数年振りです。
自宅の庭を眺めながら、ゆるゆると過ごしていました。
7月の中旬に茶室建築のいつもは一般公開されていない部分を
その当時監督をしていた水澤工務店の川嶋氏の講演会の際
見学出来ると伺い、申し込みをしました。
谷口吉生氏の設計による数寄屋建築のお茶室に何度か
訪れましたが、庭園と立礼席のみ見学していました。
この日は、講演会の後に今まで入れなかった離れのお茶室「萩庵」の
内部に入れました。
伝統的な茶室の設えに・・・
水屋・・・
床の間の設えや様々な樹種・・・
天井も繊細な造りになっています・・・
躙り口などの納まりも観させて頂き、いつもは
外からだけ眺めていた、お茶室の全体像を観る事が出来ました。
月見台でお茶を頂き・・・
松韻亭のお茶室や茶道具も見学させて頂きました。
講演会に参加をしている方が写らないように
床の間の写真になりますが・・・
日本庭園の水の流れに癒されつつ、数寄屋建築の建築時の
寸法や素材選びなどの施工者と設計者とのやり取りを聞くことが出来て
とても勉強になる一日でした。