こんにちは 平松です。
N様、初めまして。8月末より木工事をやらせていただいております。
自分の方は少し空けていましたが、今日現場へ行くと屋根がほぼまとまり、内部も電気屋の佐野さんが配線してくれていました。
今日は新しいダイニングの耐震補強~床下地まで。ようやく足元が良くなり、作業スペースも広くなりました!
さて、N様邸にいると、大工としては気になる箇所がいろいろあります。そのうちの一つを紹介します。
格天井(ごうてんじょう)です。木を組んで格子形に組んで仕上げた天井です。
あまり見かけることがなく、このような機会でもないとじろじろと観察できませんでした。上に潜って耐震補強の金物をつけたりしたので、上からも観察でき、大変勉強になっております!!
竿の寸法、廻り縁とのおさまり、面をどうとってあるかなど、見所満載ですね。
この素晴らしい天井を残すために耐震補強をいろいろ工夫しながら施工している最中です。
少し空けていた時に行っていた現場で、偶然にも格天井を組んでいる様子をみれました。
何がそんなに気になるのかというと・・・この加工です!
すごく精度の求められる仕事です。ある程度の経験と思い切りの良さと集中力のいる仕事と思われます!
いろんなやり方があるみたいですが、ベテラン大工さん曰く、この加工の仕方が本式とのことです。
仮に組んでみました。材は杉の無垢です。素晴らしい精度の加工でした。
大工としてはいつかはやってみたい仕事のひとつですね。