よみがえる国宝 名古屋城本丸御殿 2019.6.25

おはようございます。角谷由美です。

 昨日は、2週連続で新しい現場が始まりました。

解体をすると、思わぬ問題点が出て来たり

配線ルートの見直しや、補修方法を検討したり

スタッフ一同で様々な事を打ち合わせして進めて行きます。

現場のブログでもご紹介していますので、是非ご覧になって下さい。











 昨年の6月に完成公開をした、「名古屋城本丸御殿」を訪れました。







金シャチ横丁から名古屋城に向かい、この反対側に完成したものは・・・??









徳川家康の命を受けて、9男の徳川義直の住居として

 1615年に建てられた建物を2009年から江戸時代の記録に

 基づき、古い写真や史料をもとに復元工事に着手しています。








内部に入ると目を惹くのが、金箔の襖絵・・・











これが、奥に進むほど絢爛豪華になって行くのです・・・









格天井や、白木の建具から始まり・・・









藩主の来客との公的な謁見に使われた「表書院」では、漆の欄間が現れ・・・













来客との対面や宴席などに使われた「対面所」は

 表書院に比べて豪華な内装になっています・・・








欄間の造りも細かい細工が入り・・・









上洛殿は、本丸御殿の中でも格式高い場所で・・・











両面が立体的な図柄になった見事な欄間に・・・









漆と金箔の建具にも細かい細工が施されています・・・









各分野の一流の専門家が集まり、建物の意匠や絵画、建具、金物といった

 細かな部分まで忠実に蘇ったプロジェクトは、本当に見応えがありました。

金箔と漆をここまで使った建物は、初めて観させて頂きました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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