おはようございます。角谷由美です。
昨日は、午前、午後、夕方とお客様とのお打合せをしていました。
土日は、お打合せが多くお会いしてお話をしつつ
プランを調整して行きます。
山並みの美しい別荘地の、眺めの良い浴室のプランは
非日常の暮らしが出来る、ホテル暮らしのような
プランになりそうです。
陸前高田市の中心市街で、新しく建設された陸前高田市立博物館を
訪れました。

津波の被害で全壊し、被災した資料訳56万点のうち、46万点を救出して
修理作業をして、約11年と8か月後に新しい建物で開館しています。
内藤廣氏設計、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造の2階建です。


最初に展示されているのは、津波で流されて、アメリカの西海岸に漂着した
岩手県立高田高等学校の実習船「かもめ」です。
現地の高校生の呼びかけで、2年後に陸前高田市に帰って来ました。



文化財レスキューや安定化処理の技術で、復興した博物館の展示に
多くの人のエネルギーを感じます。



学芸員の方が修復をする作業室は、一部ガラス張となっていています。
屋上には、まちの復興状況が見える展望スペースがあります。

一つ一つの建物に復興への願いが込められています。
復興の街の建築探訪は、様々な事に思いを巡らせて
一日中徒歩で移動しました。