こんにちは。設計部の角田充です。
今日は来月のお引き渡しに向け、佳境を迎えている住宅現場をご紹介します。
初めてお施主様とお会いしたのが一昨年の暮でしたから、一年半にわたってお付き合いさせていただいている事になります。
思い返すとあっという間です。
玄関からエントランスの寄付きを見た景色です。奥に見える柔らかい光の部分がエントランスになります。
実は、この部分の天井には、照明が一切付きません。天井と壁の隙間に設けられたスリットからの間接光で、光環境を構成する計画です。
続いては、LDKに設けられた吹き抜けです。トップライトやハイサイドライトによる採光により、部屋中が柔らかな光に包まれます。
こちらはトップライトからの採光をメインにした中廊下です。
外部に面していないため、通常は暗くなりがちな中廊下ですが、トップライトの効果で非常に明るい空間になりました。
こちらは、階段壁面に設けられた採光壁です.
半透明ガラスの裏にトップライトが設けられていて、柔らかく変換された光が階段室に降り注ぎます。
2階サブリビングから階段室、水廻りに通じる通路を見ます。
同じく、2階サブリビングです。
吹き抜け越しに大型ハイサイドライトを設けました。周辺環境を借景として取り込んでいます。
如何でしょうか?
それぞれの場所に応じた光を配置した住宅です。
現場の皆の頑張りのおかげで、良い感じに仕上がってきていますので、最後の最後まで気を抜かずに走り切りたいと思います。