こんにちは角谷良一です。
大工の小川さんが丁寧に手斧をかけた赤松の丸太が所定の位置に納まりました。
内装工事が始まるまで丁寧に養生をされています、左手に見える大黒柱もしっかり養生してあります。
続きまして大工の土屋さん、唐沢さんが取り組んでいる古材の仮組も最終段階に入りました。
各古材の配置、高さ等お客様にもご確認いただき、今月末には新たな建物の小屋梁として再出発です。
梁以外の古材も紹介させていただきます。
仮組に使われている松梁を支えていたケヤキの小黒柱です。
大黒柱は90年余りの時が刻んだ表情を生かしますが、この柱は納まりを考慮して加工します。
下の写真はこの柱に鉋掛をした状態です。
よい材料は刻を超えることが、お分かりになるかと思います。
これらの材料が所定の位置に落ち着きましたら、またご紹介させていただきます。