RSS
  • 吸付きアリ

    2011/12/19

    遠藤です。

    「木」が「反る」と書いて板となるように、

    無垢の木って、時間が経つにつれて収縮して反るものなんです。

    そのため、無垢の木を使用するときは、

    できるだけ反りを防ぐために乾燥材を使用します。

     

    乾燥に関しては、含水率を見るのですが、

    この現場で使用しているメープル材は含水率8%

    この数字は家具において最も変形が少ないと言われています。

     

    堀コタツの天板加工中。

    吸付き桟

    テーブルを見る際には、天板の裏を見れば家具のそれがわかります。

    金物の鉄板とか、ボンドと金物でガチで固定しているものをよく見ますが、

    絶対に木は反ります。そして固定すると木は割れます。

    蟻、女木

    これは吸付き桟です。

    底蟻桟とも言って桟に蟻加工を1ミリ以下で調整して、

    天板に桟を吸付かせます!! 桟も同じ樹種です。

    堀コタツに関しては一番試行錯誤で悩んでます。

    が、天板のメープルは言うまでもなく、トゥルトゥルです!!

     

    今週からは棚と箱作りとPCとキャビと鏡と下駄箱と・・・

    とにかく、たくさんです。まだまだ。

    左官屋さんとクロス屋さん、またまたごめんなさい!!終わらないかも。

 
現場密着ブログ | HEISEI DESIGN STUDIO
© 2013 Heiseikensetsu Co., Ltd. All Rights Reserved.