遠藤です。
「木」が「反る」と書いて板となるように、
無垢の木って、時間が経つにつれて収縮して反るものなんです。
そのため、無垢の木を使用するときは、
できるだけ反りを防ぐために乾燥材を使用します。
乾燥に関しては、含水率を見るのですが、
この現場で使用しているメープル材は含水率8%
この数字は家具において最も変形が少ないと言われています。
堀コタツの天板加工中。
テーブルを見る際には、天板の裏を見れば家具のそれがわかります。
金物の鉄板とか、ボンドと金物でガチで固定しているものをよく見ますが、
絶対に木は反ります。そして固定すると木は割れます。
これは吸付き桟です。
底蟻桟とも言って桟に蟻加工を1ミリ以下で調整して、
天板に桟を吸付かせます!! 桟も同じ樹種です。
堀コタツに関しては一番試行錯誤で悩んでます。
が、天板のメープルは言うまでもなく、トゥルトゥルです!!
今週からは棚と箱作りとPCとキャビと鏡と下駄箱と・・・
とにかく、たくさんです。まだまだ。
左官屋さんとクロス屋さん、またまたごめんなさい!!終わらないかも。