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  • デザインって・・・

    2013/01/04

    こんにちは。角谷由美です。

     

    お正月の三箇日はゆっくり家族で過ごすことが出来ました。

     昨夜長男は京都へ帰ってしまいましたが、次男は明日の

     午後まで一緒に居てくれます。

    ・・・ですが、先ほど主人と次男と次男の友達でスキーへ

     お出かけしてしまいました。寒がりの私は自宅待機の

     ブログアップです。(笑)

     

     

     

     

     

    柔らかなラインを大事にした通り土間の小上がりは

     欅の柱、欅の耳框、旧家の桜の框、大正時代のアンティーク建具

     旧家の銅板の屋根、櫛引仕上げの左官の壁・・・

    正面には、相生杉のラインと坪庭のFIX窓とデザイン障子の窓・・・

     

     

    そして、最後に選んだ芹沢銈介デザインの暖簾・・・

     

     

    私の作品のいずれもインテリアの小物までもが、デザインの

     ポイントになっています。

    建築を建物の箱としてとらえるのではなく、生活の場

     いつもの皆様の視線で見ると、その映像には空気感が

     大事なのです。

    ただの箱にそれを感じるのは非常に難しく、そして

     生活をデザインするには、光と影も大事なポイントに

     なります。

    より素敵な空間になるように、最後に映像におさめる時は

     彩りを添えてあげたいのです。

     

    「出来ました。ポン!」の設計者との違いは、考え方です。

     そして、その環境はお客様との関係にあります。

     

    お客様との出逢いがあり、打ち合わせを経て出来上がっていく

     形ある全てのものに対してご一緒に考えて行く・・・

    私が大好きな建築をインテリアの世界をお客様にも楽しんで

     頂きたいのです。

    今回は、今まで以上に旧家の素材を次の世代に思いを伝えて

     いくデザインを・・・素材の出来上がる過程を職人さん達の技を

     最終の仕上がりを「うわ~・・・」の気持ちをお伝え出来たのでは

     と思っております。

     

     

    私の作品と語っていますが、全ての素材とお客様の思いと

     職人さん達の力を合わせて行きながらトータルデザインをしてくのが

     私の主な仕事です。

     

     

    その思いを形にする・・・で、メンバーが大いに活躍してくれます。

     

     

    既製品の形、サイズ、素材ではバランスが取れない時

     無垢の素材プラスαの素材がオーダーメイドの素敵な形に

     生まれ変わります。

     

     

    これが最高に楽しいのです!!

     木目が素敵に現れた時などは本当に「うわ~!!」なのです。

     

     

     

    今年は無垢の素材プラスαの 「α」 の部分に力を入れて行きます。

     ガラス・皮・鉄・アクリル・和紙・左官・・・etc.

     

     

     

    アイディアは無限大に広がります。

     

     

     

     

     

     

    ほうら、暖簾を紺に変えただけでイメージはこんなにも

     変わるのです。

     

     

    次回は、夜の風景と共に今年の「次のステップ」について

     お話します。

     

     

     

     

     

     

    皆がスキーから帰ってくる前に私もリフレクソロジーに

     行ってきますね!

 
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