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  • 動く階段

    2013/06/27

    こんばんは。小山卓也です。

     

     

    今日は京町屋の階段についてです。

     

     

     

     

     

     

    以前角谷さんの記事にも書かれているので・・・

     

    http://www.hd-s.jp/blog/case23/entry/1274.html

     

    自分は施工サイドの目線からお話します!

     

     

    階段が引き込まれるプランになり、さてどうしたものかと・・・(^_^;)

     

    作戦として、形状はシンプルな鉄砲階段(まっすぐな階段)なので

     

    床から5段目までを奥に引き込むようにして、

     

    床から6段目からは通常通りにかける事にしました。

     

     

     

     

     

    このメンツは??

     

    そうです!

     

    現在古美の館で活躍してくれている田中さん、遠藤さんコンビです。

     

    T様邸稼動中毎晩、ありがとうございました!

     

     

     

    2階から6段目までを先行してかけた後、

     

    5段目までの可動部分を制作しました。

     

     

     

     

     

     

    移動させたときに、床にレールが残らないように

     

    超重量用キャスターとスライドレールで重さを支えて動く機構を作りましたが・・・

     

     

     

     

     

    スムーズに動くようになるまで、動きの微調整が大変でした(+_+)

     

     

     

     

     

    そして塗装も終了し、

     

     

     

     

    出ました!

     

     

    ストッパーには、以前「何かに使えたらな・・・」と最初の方の

     

    ブログで書きまして・・・

     

    http://www.hd-s.jp/blog/case23/archives/y2013/m01/d18/

     

     

     

    使う場所を工事が始まってからひそかにずっと考えていた

     

    「フランス落とし」

     

     

    ここに決めました!

     

     

     

    新たに制作した

     

     

     

     

     

     

     

     

    ③です!

     

     

     

    階段手摺も階段に合わせて、収納できるように。

     

     

     

    納まった形からの・・・

     

     

     

     

    ぶぅわ~んっと(大工工事部原田式)・・・

     

     

     

     

    そしてピタっと納まります。

     

     

     

     

     

     

    さりげなくストリップな階段と、その下のデットスペースを利用して

     

    飾り棚&ココロボ基地&動く収納となっています。

     

     

     

     

     

     

    T様邸の施工においての肝ともいえる動く階段の紹介でした!

     

     

    ブログランキング上昇中!!

     

    応援宜しくお願いしますyes

  • 思い出の家具

    2013/06/25

    こんにちは。小山卓也です。

     

     

    今回は工事の中で、お客様が幼少の頃使っていた机の

     

    修復をさせていただいた時の話をしたいと思います。

     

     

     

     

    この家具も築30年くらいは経過しているので

     

     

     

     

    ほぞは抜け(ビニールひもで抜けない様にはしてありましたが・・・)

     

     

     

     

     

    天板も傷やシミが多い状態でした。

     

     

     

     

     

     

    まずはほぞにボンドを入れて、クランプで固定していきます。

     

    いろんな箇所に何かを掛けるためか、釘が打ってあったので

     

    抜いた後、ペーパーでサンディングしていきます。

     

     

     

     

     

    傷や穴等をパテ処理していき、塗装に入ります。

     

     

     

     

     

     

    汚れた引き出しも、ペーパーをかけ、掃除して塗装することで

     

     

     

     

     

    味わいのあるいい感じの引き出しになりました!

     

     

     

     

     

     

    全体を塗装して完成です。

     

     

    これで、またお客様と共に時を過ごしていく準備が整いましたyes

     

    大切にしてくださいねenlightened

     

     

     

     

  • 町屋格子手摺

    2013/06/22

    こんにちは。小山卓也です。

     

     

    今日は京町屋の手摺についてお話したいと思います。

     

     

    町屋の特徴といえば、第一に「格子」をあげられる方が多いのですが、

    京町屋はとくにそのバリエーションの豊かさが通りを彩り

    独特の町並みを形成してきました。これらの格子は表構えのデザイン性だけでなく

    いくつもの機能性も兼ね備えていました。

     


    格子の種類には、出格子(台格子・釣格子)、平格子があり

    形状としては親子格子、切子格子、板子格子、細目格子、目板格子といった

    さまざまな種類があるのですが、それぞれ基本形態をふまえた上で

    京町屋格子の特徴として、第一にあげられるのは

    格子は、その形や様式によってその店の職業を表現していたということです。

     

    たとえば、酒屋の格子は酒樽がぶつかっても壊れないような

    太くて頑丈な作りに。

     

    湯葉、豆腐、こんにゃくなど水を使う店の麵屋格子の内側の格子には

    塗れても大丈夫なように油紙が使われていたり。

     

     

    京都に精通している方は格子のピッチや特徴を見ただけで

    何のお店なのかわかるということですね!

     

     

    今回は糸屋格子の中でも、採光率や他とのバランスを考え

    親格子1本、子格子2本の呉服屋切子格子をご提案させていただきましたenlightened

     

     

     

     

    その間隔は、図面で検討し実物を現場に配置。

     

     

     

     

     

    現寸でボリューム、微妙なバランスを確認して

     

    制作に入りました。

     

     

     

     

    住みながらの工事に入っていたので、吹き抜けに隙間なく作業床を設けて

     

    入念に養生していよいよ工事スタート!

     

     

     

     

    まず、全体の墨を出していき、框にほぞ穴を掘っていきます。

     

     

     

     

     

    端から親格子戸と横つなぎを組んでいきます。

     

     

     

     

     

     

    親格子と横つなぎを終えると

     

     

     

     

    子格子を組み入れていきます。その数120本!

     

     

    しびれましたね~

     

     

     

     

    笠木を取付後、丹精込めてさわり心地の確認をしていきます。

     

     

     

     

     

    最後に親柱の形状も整えて完成ですyes

     

     

     

     

     

     

    日中リビングから見上げると、ホタテパウダーの白と梁と手摺の黒のコントラストが

     

    静かな空気を作りだしています。

     

     

     

     

     

     

    夜のライティングによって、光と影が映し出されいい感じですcheeky

     

    呉服屋格子の回廊手摺が完成しました!

     

     

     

     

    次回は各所のこだわりをお伝えしようと思います。

     

     

     

     

     

  • 制作ベットとローボード

    2013/06/18

    こんにちは。住宅事業部の小山卓也です。

     

    しばらくご無沙汰してしまいましたが、京町屋のニワでは

     

    夏野菜が収穫の時期をむかえていますyes

     

     

     

     

     

     

    ナスがこんなに大きく・・・(^_^;)

     

     

     

     

     

    トマトももう少しで色づき始めるでしょう。

     

    収穫が楽しみですねenlightened

     

     

     

     

     

     

    完成したベットも搬入を済ませ、当初からのベットからテレビを

     

    見たいというご要望が実現しました!

     

     

     

     

     

     

     

    ベットには時計や電話などがちょこっと置くことができ、

     

     

     

     

     

     

     

    シーンによって使い方を選べる栗の棚を設置しました。

     

     

     

     

    そして、ベットの下からリビングのローボードを引き出したいというご要望には

     

     

     

     

     

    ベットより引き出してから高さを変えることで・・・

     

     

     

     

     

     

    ベットとローボードの高さの問題を解決しました!

     

     

     

     

    そして天板には

     

     

     

     

     

    玄関の山モミジを・・・

     

     

     

     

     

     

    こんな形であしらいましたenlightened

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ソラマメ君との相性もバッチリですねcheeky

     

     

     

     

     

     

     

    次回は京町屋の手摺をご紹介したいと思います!

     

     

     

     

     

     

  • もみじのローテーブルと製作ベッド

    2013/06/10

    おはようございます。角谷由美です。

     WEB内覧会の続きの前に、最終追加オーダーを頂きました

     製作ベッドともみじのローテーブルをご紹介します。

     

     

    そうなんです。無事に小山君が復帰しました。

     

     

     

    栗と欅の樹にもみじが彩られます。

     

     

     

     

    先日これを剥ぎ合わせたところでダウンしてしまった小山君ですが・・・

     

     

     

     

    無事に復帰しました。

     

    T様、ご心配をおかけしてすみませんでした。

     小山君、まだまだ無理をしないでね・・・

     

     

     

     

    加工場で、配置を考えながら・・・

     

     

     

     

    先日のこちらの部材も・・・

     

     

     

    製作ベッドに仕上がりました。

     

     

    この下にもみじのローテーブルが収納出来るようになっています。

     さあ、続きを楽しみにしていて下さいね!!

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