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  • ベンチ製作

    2013/04/22

     

     

    こんにちは 平松です。

     

    家具製作ブログには過去の製作風景もバンバン載せていこうと思います。

     

     

     

    今回は、ウッドデッキに置くベンチです。

     

    イチイという木で座面、脚を製作しました。

     

    丸太を薪割りのように半分にカットし、三本並べてひっくり返したところです。

     

     

     

    よく見ると板がはまる部分を細工してあるのがわかるでしょうか。

     

     

    ボコボコとした面に対して、板がぴったりはまるような平らな面を作る方法はいくつもあるかと思いますが、その時の自分の感覚や、まわりにいる大工の知恵を借りながらベストなやり方で製作していきます!

     

     

     

     

     

    板の部分はレッドシダーという木です。ウッドデッキと同じ材です。

     

     

    脚には勾配をつけて、安定感のあるベンチにしました。

     

     

     

     

     

     

    植物なのに、動物的な感じがするベンチになりました。

    白太のラインがきれいです。

     

     

     

     

    天気のいい日にこれで日向ぼっこしてくれていたらとっても嬉しいですね(^^)

     

     

     

     

     

  • 無垢の家具が出来るまで

    2013/04/18

    こんにちは!

    西田遼太朗です。

    前回紹介したローボードの制作過程をちょっと詳しく。

     

    簡単にはこいつは出来ないのです。

     

     

    材料のウォールナットが会社に搬入された時です。

    ざっくり切られたて乾燥させた状態です。

    なんだか汚らしいですよね。

     

    これを

    今回は平松親分が削りまくってくれました。

     

    だんだんきれいな木目が出て来ましたね。

    白太(白い部分)と赤身(今回は黒い部分)が見えますね。

    白太は、木の表面に近い部分で、軟らかく、虫に食べられやすく、暴れやすい部分なので

    切り捨てられてしまうことも多いのですが、僕は好きです。

     

    ちなみに、この写真の木の木口が緑色に塗られているのはなぜでしょう??

    木口を見ると、その木の白太と赤身がどんな風に分かれているかわかっちゃうんですぅ。

    だから削るまでこの木がどんな木目かって正直俺にはわかんないいんです。

    えらいべっぴんかもしれないし、節があって味のある奴かもしれないし。。。

     

     

    そんな感じで木目が出てきたら、木目をどんな風に並べるかを決めて剥いでいきます。

    剥ぐのは前回紹介した通り。

    この木目の並べ方で、個性が出るんだとか!出ないんだとか!

     

    こんな風にきれいにくっつくと気持ちいいですね。

    こんな時大工はいろんな事を考えます。

    とうやったら木が暴れないか、出来る限り木の表面を傷つけないで木と木を接合するのかとか。

    木の向きはどうしようかとか、接着剤まで色々試してみたりとか。

     

    割れるかな??って思ったらかっこよく割れ止めしたり。

    チギリってどうしてこんなにかっこよろしいいのかね。

     

    そんな議論を夜中までやってしまう大工さんです。

     

    せっかく気持ちを込めて作った家具ですから、長く使ってほしいですからね。

    まだまだ挑戦している部分も多いですし、これからも挑戦は続くのだろうと思います。

    これまで作った家具とも、ずっと付き合っていく事になるんだと思います。

    正直、答えが出なさそうな気がしているのは僕だけですか?

     

     

    でも、塗装されてきれいな木目が出てくると、たまりませんね。

    無垢の家具だからこそのこの質感が本当に素敵だと思います。

     

    かっこよく写真まで撮ってもらって。

    こんな感じで、これからもお客様とのつながりを大切にできる家具作りをしていけたらいいですね。

     

    あ~このローボード自分で欲し~

     

     

     

  • こたつ制作

    2013/04/17

     

    こんにちは 平松です。

     

     

     

     

    家具製作ブログを始めるにあたって、まずはS様邸のこたつの制作模様をお伝えしたいと思います。

     

     

     

     

    天板はタモの45ミリ厚です。 やとい という方法で天板の反りをとめる工夫をしています。

     

     

     

     

     

     

     

     

    接ぎつけた瞬間です。今回はミミを残してあるので、接ぎ方にも工夫が必要です。

     

     

     

     

     

    乾かしている間に・・

     

     

    やぐらを組んでいきます!

     

     

     

     

     

     

    民芸調なこたつを目指し、脚の組み方に「楔止め平ほぞ接ぎ」という手法をとりました。

     

     

     

     

     

     

    上と下のほぞが重なり合うように脚の中で交わります。

     

     

     

     

     

     

    無事に貫通した瞬間です。

     

     

     

     

     

     

     

     

    仮に締めていますが、接着剤は使っていません。

     

     

     

     

    井桁を組んで、塗装をすればやぐらの完成です!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    天板のミミもいい味が出ています。

     

     

     

     

     

     

     

    これが現場に納まる瞬間がやはり一番楽しみです!!

     

     

     

  • 家具ブログスタート!!

    2013/04/17

    こんにちは!

    新たな仲間を迎えるこの時期に、新たなブログがスタートします!

     

    花粉?黄砂?・・・それともホルモン??

    最近、Nose Heirが良く伸びます。西田遼太朗です。

     

    家具作りをトータルで盛り込んだ仕事をしだして1年が経ちました。

     

    こんなスタイリッシュな空間。

    その建築に一体化するデザイン、サイズ、納まり。

     

     

    設計士と大工が同じチームとしてやっているから行きつく完成と、新たな可能性。

     

     

    部屋全体が家具ですか?的なね。

     

     

    お客様と大工が直接お話をしながら寸法や高さを決めて作り上げて

    いくのも平成建設ならではなのかもしれないですね。

     

    建築と一体化する家具

     

     

    このテレビボードは壁に埋め込まれています。

     

    もちろん置き家具も作ります。

     

     

    建具にもこだわって世界でここにしかない下駄箱

     

     

    木目が通ってるのがミソですよ。

     

    これは一部ですがこれからもっともっと挑戦していく気持ちでやっていこうと思うのでよろしくお願いします。

     

     

    で、

    今はどんなことをしているのかというと。

    僕の現場のリビングのローボードを作っています。

     

     

    素材はこのブラックウォールナットで!

    ウォールナットといえば言わずと知れた高級材です。

    日本のオニグルミという木がこれにあたるのですが、大体の原産地はアメリカです。

    昔のヨーロッパ家具の歴史の中には「ウォールナットの時代」と言われるくらいもてはやされた木です。

     

    無垢の木の使い方として、大きな木の一枚板をそのまま使うこともできます。

     

     

    これはケヤキですけど。

     

    でもなかなか大きな木は手に入りにくく、価格もヤンチャです。

     

    ということで幅の細い木を剥ぎ合わせます。

    これ結構難しいんですよ。

     

     

    ぴったり隙間なく。遠目から見たら一枚の板に・・・見えなくもない。

     

    集成材という材料はそれを機械でやっちゃう系で

     

     

    機械には負けたくないですね。

     

    今回のローボードはかなり剥ぎます。

    先輩大工に「無垢で集成材作ってんの?」

    とか言われて。

     

     

    ガッチガチに締め付けてやるぜ!

     

    すると

     

     

    だんだん完成形が見えてきましたね。

    完成形はまた今度です!リビングに置かれた写真をUPしたいです。

     

    自分用にも欲しいなと。こっそり作っちゃおうかと。

     

    これからもいろいろなブログがUPされると思いますが、よろしくお願いします!!

     

     

    お客様も一緒にこんな笑顔で家づくりができるといいですね!!

  • 自己紹介がてら・・・

    2013/04/17

    こんにちは。住宅事業部リフォーム課の小山卓也です。

     

     

    本日より平成建設のサイトがリニューアルし、家具ブログがスタートしました!

     

     

     

    お客様の生活の中の細かなご要望をかなえるべく

     

    建築とともに家具までデザイン提案していくプロジェクトがスタートして

     

    もうすぐ1年が経とうとしています。

     

     

     

     

    アッという間だったような、長かったような。。。

     

    充実した時間だったことは確かです。

     

     

     

     

     

    お客様の新しい生活空間を共に創り上げていく。

     

     

     

    お客様と設計士とともにお打合せを重ね、

     

     

    事務所で図面を描きデザインを検討して、

     

     

    現場の工程や予算管理、納まりを提案、検討して

     

     

    大工として現場にこもり他職も含め、現場の流れを作って

     

    実際自分の手で作り上げていく。

     

     

     

     

    自分ならではの建築との携わり方が

     

    最近ぼんやりとですが、見えてきた気がしています。

     

     

     

     

     

    さて、四月と言えば入社式!

     

     

    平成建設には、毎年バイタリティにあふれた新入社員が顔をそろえます。

     

    希望とやる気と緊張感にあふれた自己紹介を聞いていると

     

    当時の自分の思いがよみがえります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    そして今年、入社8年目の四月。

     

     

    何をしているかというと・・・

     

     

     

     

     

     

    会社の仲間と会社近くの神社で花見をしたり・・・

     

     

     

     

     

     

     

     

    タラの芽をとって、天ぷらにしたり・・・

     

     

     

     

     

     

     

    京町屋リノベーションの現場で、お客様、設計士とともに

     

    より良い空間にするべく試行錯誤したり・・・

     

     

     

    京町屋リノベーション密着ブログ

    http://www.hd-s.jp/blog/case23/

     

     

     

     

    そんな充実した日々を送っています。

     

     

     

     

    営業、設計、監督、大工の枠組みに縛られることなく

     

     

    常に

     

     

    「クリエイティブな建築人」

     

     

    でいれたらいいなと思っている所存であります。

     

     

     

    少しづつではありますが

     

     

    今までやってきたことや、今やっていることなど

     

     

    書いていこうと思いますので

     

     

    宜しくお願いします。

     

     

     

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