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  • 【自己紹介】平松 哲朗

    2013/04/01

     

    平松 哲朗です。

    静岡文化芸術大学 デザイン学部 生産造形学科卒、

    2006年に平成建設に入社しました。

    2012年、一級建築大工技能士を取得しました。

     

    「家をつくってみたい。」本当にその思いだけで大工という世界に入りました。大工として生きていくために、平成建設という会社を選びました。

    建築業界は分業化と効率化が進み、大工仕事というのも現場の中では一部分という状況になってきています。そういった中では視野が狭くならざるを得ず、建物全体の把握はできません。最終の仕上がりを見て、仕事をした当人がこんなふうになったんだと驚いてしまうほど。…自分のなりたい大工像はそういったものではありません。家の事なら何でも相談できる。この町にはこの大工さんがいるから大丈夫。お客様にそう言って頂き、頼ってもらえるような大工でありたいと思っています。
    だからこそ、お客様の様々な要望に応えられるように日々勉強し、様々な事に常に好奇心を持ち、常に挑戦していく姿勢で仕事に励んでいます。

     

    ■心に残っている作品

    掘り炬燵

    STORY16:レトロモダン

     

     

    無垢タモ材の炬燵です。

    天板に【やとい加工】を施すことで反りを防止しています。

    民芸調というイメージのもと、やぐら部分の木組みは

    【楔止め平ほぞ接ぎ】という組み方をしています。

    炬燵だけでなく、小上がり部分全体を大工の手で製作することで、

    より特別な空間になったと思います。

     

     

    TVボード

    STORY11:イタリアンモダン

     

     

    宙に浮いたようなテレビボード。

    両側にある壁と固定させる事で空中に浮く事が実現しました。

    上部と下部にLEDライトを仕込んであります。

    また、天板の前をテーパーにすることで、

    シャープな印象を与えるようにしています。

    壁や天井は自分たちで下地を作るので、

    このような仕事も前もって段取りができ、

    スムーズに納める事が可能です。

     

     

    ローテーブル

    STORY13:黒をテーマにしたスマートライフ

     

     

    無垢のブラックウォルナットを贅沢に使ったローテーブル。

    シンプルなデザインを実現するために、

    脚の下から上まで穴を貫通させ、ボルトを仕込んであります。

    高層マンションの一室のリノベーションという事もあり、

    搬入や組立にも工夫が必要でした。

     

     

    TVボード

    STORY13:黒をテーマにしたスマートライフ

     

     

    テレビボードの天板にも厚みのあるブラックウォルナットを使っています。

    重みを支えながら、宙に浮いたような仕上がりにするため、

    テレビボード下部の壁を少し出したり、壁との固定方法に工夫をしたりと、

    様々なアイデアが盛り込まれた空間となりました。

 
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