こんにちは。小山卓也です。
今日は家を建てる際、家具を制作する際には欠かせない接着材についてです。
建築現場で普段から釘やビスと併用して、木材の固定に用いているのが・・・
通称白ボンド。
正式には酢酸ビニル樹脂系エマルジョン接着材と言うそうです。
硬化時間は半日から1日で、ビスやクランプなどで圧着しながら
硬化を待ちます。
耐水性はないので屋内専用となります。
詰め替え用の袋ボンドを現場に置いておき、なくなったら
補充して、出番を待ちます。
向こう側の景色が見えるくらいに、絞り出して
捨てるのが快感です。。。
野物(下地材)ではなく、塩化ビニルフィルム化粧材や
塗装後の木材などの接着にはこれ。
※軟質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、シリコン樹脂等は接着しない。
そして、僕たちが家具の剥ぎ合せやほぞなどの仕口部分の接着に用いているのが
フランクリン社製のタイトボンドⅢ。
耐水性に優れ接着力は強力、屋外の家具にも使用できます。
FDA(米国食品薬品局)認可で、直接口に触れるまな板、木の器にも使用できるそう。
硬化時間は白ボンドに比べて、かなり早いので
沢山の板を一度に剥ぎ合せたりする際には、作業スピードをもとめられますが
拭き取れるし、硬化後はカチカチになるので、サンディングはしやすいです。
緑のボトルがタイトボンドⅢで、ほかのボトルも
硬化時間が長かったり、耐水性に優れていたりとそれぞれの特徴があります。
用途や場面によって、接着材も使い分けていきたいですね~
おはようございます。小山卓也です。
GWは休暇をいただき、リフレッシュさせていただきました!
今日から本格稼働で仕事に取り組みたいと思います。
休暇中は東京の自宅の店で友人と会ったり、高校同級生の結婚式に参加したり
三宅島で家族サービスをしたりと、
やりたいことがたくさんあるので、過密なスケジュールになってしまうのですが
今回三宅島で過ごした時間をちょっとご紹介します。
2000年の噴火以降、何度となく訪れているのですが
「島役所跡」という伊豆諸島最大最古の建築物を今回新たに発見!
築500年のこの建物の材はすべて椎の木が使用されているそう。
「カンナ」がまったく使われていない建築様式で
主として「手斧」で仕上げられた貴重な建築物として
東京都の文化遺産に指定されているという。
御笏神社の神主さんが今もお住まいなので
今回は残念ながら建物内が見れなかったのでまた次回の楽しみに。。。
建物の前にはビャクシンの巨木。
樹齢470年の迫力、エネルギーに圧倒されましたww
昨年より父が取り組んできた、三宅島各地区の祭りの様子を描いた大作が
ようやく完成し、2.0m角の5連作で錆が浜港の堤防に展示されました!
母の自然ガイドツアーに娘と二人だけで参加。
大路池周辺を五感をフルに使いながら自然を満喫!
普段の分まで挽回できたかな!?
そして今回もう一つ楽しみにしていたのが島カフェめぐり。
misakicafeのオーナーK氏とようやくお話することができ
看板を、自分の大学の仲間がデザインしていたことが判明!
その彼もこの春、岡山でカフェをオープンしたそうなので
お近くに御用の際は是非。(まだ自分も行ったことないですが・・・)
またこの話をFB上でつなげてくださったのが
okikurashotenのO氏。
http://www.miyakejima.com/okikura/
ナイスなオリジナルグッズと、本格コーヒー、そして
目の前に広がるオーシャンビューを満喫できる心地よいカフェです。
人の不思議な縁とつながりを感じた、そんな休日でした!
今日から京町屋リノベーションの堀座卓制作に入ります。
京町屋リノベーションブログ
→http://www.hd-s.jp/blog/case23
そちらの様子もUPしていきますのでお楽しみに~
こんにちは。住宅事業部リフォーム課の小山卓也です。
本日より平成建設のサイトがリニューアルし、家具ブログがスタートしました!
お客様の生活の中の細かなご要望をかなえるべく
建築とともに家具までデザイン提案していくプロジェクトがスタートして
もうすぐ1年が経とうとしています。
アッという間だったような、長かったような。。。
充実した時間だったことは確かです。
お客様の新しい生活空間を共に創り上げていく。
お客様と設計士とともにお打合せを重ね、
事務所で図面を描きデザインを検討して、
現場の工程や予算管理、納まりを提案、検討して
大工として現場にこもり他職も含め、現場の流れを作って
実際自分の手で作り上げていく。
自分ならではの建築との携わり方が
最近ぼんやりとですが、見えてきた気がしています。
さて、四月と言えば入社式!
平成建設には、毎年バイタリティにあふれた新入社員が顔をそろえます。
希望とやる気と緊張感にあふれた自己紹介を聞いていると
当時の自分の思いがよみがえります。
そして今年、入社8年目の四月。
何をしているかというと・・・
会社の仲間と会社近くの神社で花見をしたり・・・
タラの芽をとって、天ぷらにしたり・・・
京町屋リノベーションの現場で、お客様、設計士とともに
より良い空間にするべく試行錯誤したり・・・
京町屋リノベーション密着ブログ
↓
http://www.hd-s.jp/blog/case23/
そんな充実した日々を送っています。
営業、設計、監督、大工の枠組みに縛られることなく
常に
「クリエイティブな建築人」
でいれたらいいなと思っている所存であります。
少しづつではありますが
今までやってきたことや、今やっていることなど
書いていこうと思いますので
宜しくお願いします。
小山卓也です。
武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科卒、
2006年に平成建設に入社しました。
2012年、一級建築大工技能士を取得しました。
学生の頃、ミッドセンチュリー時代の家具を好きになり、いろいろな場所に足を運び、実際触って、座って、なぜ良いのかと考えていました。自分なりにたどり着いたのが、生産過程において「エンジニア(技術者)とデザイナー(設計者)が共に意見をぶつけ合える対等な関係にあること」が、良いもの作り出すのではないかということ。この時代でそれを実現できるのが、平成建設なのかなという淡い期待を抱いて、平成建設に入社しました。
「お客様の新しい生活空間を共に創り上げていく。」お客様と設計士と共に打合せを重ね、事務所で図面を描き、デザインを検討する。現場の工程や予算管理、納まりを提案・検討してする。大工として現場に籠り、現場の流れを作って職人仲間と共に、作り上げていく。
営業、設計、監督、大工。そういう役割に縛られることなく、常にお客様目線を持つ「クリエイティブな建築人」でいれたらいいなと思っています。
■心に残っている作品
キャビネット
旦那様こだわりのカメラ・オーディオ周辺機器等が納まる収納量。
ご家族お気に入りの、ディズニーミラコスタ・コレクタブルグラスを飾れるような
ディスプレイ性を兼ね備えた壁一面収納。
電化製品をすべて採寸させてもらい、収め方、使い方など
お客様と一緒に検討させて頂きました。
TVボード
ブラックウォルナットの白太のいろいろな表情を表現したTVボード。
下はルンバが通れるように寸法を確保し、間接照明のライトが
リビングでのくつろぎの時間を演出します。
通風や配線計画など、細部までこだわり制作しました。
掘座卓一式
お客様のご要望は「座って手が届く範囲でなんでも揃うように」というもの。
「何をどこに、どんな風に」細かな打ち合わせをしながら、制作しました。
座卓天板には【木象眼】という技法で、花びらをあしらいました。
裏表異なる柄になっていて、季節の衣替えの感覚で楽しんでいただけるように
両面仕上げとなっています。
キーホルダー掛け
「マグネット付キーホルダーをくっ付けれられ、
印鑑も入れることができる玄関下駄箱の上に置ける物が欲しい」
とのご要望から制作した小物。
鉄の棒を取手として利用する事で、
自然に形状に取り込めるようにデザインしました。
こんにちは。ブログ初参戦の小山です。よろしくお願いします。
今年も行ってきました、三宅島!
ざっとですが、ご紹介したいと思います。
まず東京の浜松町、竹芝桟橋より船に乗ること6時間半。
噴火から11年。まだ二酸化硫黄ガスが出るときが稀にあるので
ガスマスクの携帯が義務付けられていますが・・・。
到着するやいなや、キレイな海が待ってるので入ります。
日中は晩御飯の調達へ。
今年の相棒がこの後大フィーバー!! 小アジ100匹以上!
小アジは、ワタを出して南蛮漬けに。(小さくてサバくのが大変でした。。。)
森林浴したり・・・(太路池周辺)
イルカウォッチングしたり・・・。(三宅から御蔵島周辺へ)
バードウォッチングしたり・・・。(天然記念物:アカコッコ)
BBQしながら・・・
夕日を眺め、(お酒に酔い)一日が終わる。
まだまだお伝えしたいことは、たくさんあるのですが
こんなステキな島です。
交通に時間はかかりますが、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。