おはようございます。角谷由美です。
年末は長男の入院で、あまり遠出が出来なかったので
本屋さんで沢山の本を購入して、建築にどっぷり
浸かっていたのですが・・・
その中で、印象的なシーンが・・・
ハイ、今回の旅の目的地は
雑誌の「自由人」が経営する新潟県魚沼の
「里山十帖」。
雪山の中の露天風呂にシンシンと雪が
降り積もるシーン・・・
寒がりの私ですが「うわ~っ・・・行きたいナ・・・」と
主人にお願いして、何度か
「寒いよ。ダメダメ。」
「春にしたら?」
「凍死しちゃうよ。」
そんな言葉が返って来て・・・
ある日突然、「部屋が予約できたよ。」と
サプライズのプレゼントが・・・
到着した時のワクワクの映像です・・・
スタッフの方が、駐車場までお出迎えして
くれて、除雪車の横を進むと・・・
「あそこは、夜になると雪見バーになるのですが
昨夜の雪で、通路も埋まってしまったので
これからまた、除雪します。」との説明・・・
毎日が雪かきのこのシーズン。
スタッフの皆さんはパワフルです・・・
そして・・・
築150年の古民家をリノベーションした
「里山十帖」へ・・・
全景は雪に埋もれていて見えないのですが・・・
それでは、蔵戸の向こうへご一緒に・・・
自動ドアが開きます・・・
雪国の雪の重さに耐えられるような
大きな梁と柱に囲まれた空間に
エッグチェア・・・
「里山十帖」には、あちらこちらに
カフェ&お酒を愉しめるラウンジが・・・
さあ、次回はそのいろいろをご紹介
させて頂きます・・・
おはようございます。角谷由美です。
最初にお知らせです。
http://www.hd-s.jp/prof/y_kadotani/y29.html
「大工の技を受け継ぐ家」の竣工事例を
ホームページにアップしました。
ケヤキ、ブラックウォールナットの無垢材の
コラボが素敵なリノベーションです。
是非、ご覧になって下さい。
それでは、雪国の続きをお伝えします・・・
魚沼の里には、八海山雪室だけではなく
カフェやお食事処、スウィーツなどが
点在しています・・・
こんなに積もった雪の中ですが、スタッフの方が
除雪をしてくれていますので・・・
テクテクと・・・
テクテクと・・・
うどん屋さんや・・・
お蕎麦屋さん・・・
中に入ると・・・??
囲炉裏があって、温かく・・・
座敷があり・・・
椅子席もあり・・・
見上げると・・・??
格天井・・・
ほらほら、まずは座ってオーダーしましょう・・・
ハイ、すみません。
ついつい、建築探訪が始まってしまいます・・・
地元のお漬物は「やたら漬け」。
やたらといろいろな物が入っているから
やたら漬け。鰊や白菜、人参、大根
いろいろ入っていてほの甘くて
日本酒が欲しくなってしまいます・・・
そして、お蕎麦・・・
そして・・・
またまた建築探訪・・・(笑)
だって、見どころ満載なのです・・・
この背の高い梁に溝が突いてあり、引き戸が
おさまっているのです・・・
それにしても、雪国の建物は雪の重みに
耐えられるよう、太い梁や柱が
使われているのですね・・・
おはようございます。角谷由美です。
皆さん、雪室をご存じですか??
雪とともに暮らしてきた先人たちの知恵による
伝統的な貯蔵技術=雪を利用した冷蔵庫
なのです・・・
こんな風に、雪に埋もれて困ってしまうところですが
折角の雪、利用しなくては・・・
先人たちの知恵を活かし、藁で小屋を
作り、もう一度木組みをして藁で包んで
重たい雪の対策と断熱効果で雪を
保存します・・・
3月に作る雪室の中の雪は、7月を迎えると
溶けてしまう前に、保冷剤として売りに
出されます・・・
その雪の使い道は、魚などを冷やすために
地域の人々の役に立っていたのです・・・
そして、現代の雪室は・・・??
この扉の奥に・・・
電気エネルギーを用いないで、雪の温度で
日本酒をゆっくり熟成させる、世界的にも
珍しい環境に優しい建物なのです・・・
1000トンの雪を収容する雪中貯蔵庫で
空きスペースには、野菜なども貯蔵
されています・・・
3月に、また新しい雪が運ばれて来て
下の方に残った雪は重さで氷に
ならないように、新しい雪と混ぜ合わせて
次の年の3月まで1年間この雪室を
雪で冷やしてくれるのです・・・
ここで、冷やされて熟成されたお酒・・・
記念のボトルを購入して、メッセージを書いて
最大5年間の熟成期間まで預かって
もらえます・・・
雪に冷やされて熟成する記念の1本。
ロマンがあって素敵ですね・・・
おはようございます。角谷由美です。
リノベーションのお客様とお話をしていて
「吉祥CARENのあの窓の高さくらいが・・・」
そんなお話が出て、ちょうど先月から行こうか
どうしようか迷っていたスポットで・・・
ハイ、直ぐに GO です!!
静かな海沿いの絶景の和のリゾート。
天然温泉を17の湯めぐりで楽しめる
温泉自慢の宿は、昭和レトロな本館と
スパを備える寛ぎの別館があります・・・
重厚感のある落ち着いたロビー・・・
お出迎えからリゾート感を味わい・・・
中へ案内をして頂き・・・
お客様からお話された鉄板焼きレストラン
「青竹」へ・・・
眺めの良い空間に・・・
素敵な庭園・・・
「あっ、ここですね・・・」
沼津市のO様がイメージされていた
外部と内部との窓の関係・・・
さあ、このイメージでプランをまとめます!!
おはようございます。角谷由美です。
伊東市立杢太郎記念館は、伊東市の出身の
医学者にして、詩、文学、美術などで功績を
残した木下杢太郎の生誕100年を記念して
昭和60年にオープンしました・・・
明治40年の建築をそのままに、土蔵造りに
海鼠壁を配し、歳月の経過を物語っています・・・
杢太郎の著書、書画、写真をはじめ、杢太郎と
交流のあった文学者の書籍や作品が展示
されています・・・
館内のレトロなTVのDVDから、その当時の
解説が流れます・・・
展示室裏手には、天保6年に建てられた
杢太郎生家が当時のままの状態で保存され
伊東市内で現存する最古の民家として
市指定文化財となっています・・・
天保6年=1835年の民家・・・
杢太郎の晩年に残した百花譜とよばれる872枚の
植物写生画も遺されています・・・