おはようございます。角谷由美です。
2015年度の作品のご紹介の第6回目は
静岡市のT様邸「オートクチュールのアトリエを持つ
古の館」老朽化したビフォアから劇的なアフターへと
生まれ変わった在来木造2階建のリノベーションです・・・
人間国宝作の壺を無垢材の一枚板の製作
シューズクロークの上に飾る玄関。
T様のお好みの円を描いた障子を背景に
和花が似合う空間になりました・・・
そして、お父様の創られた蒔絵を引き立てる
落ち着いた壁面に・・・
解体時に現れた既存の柱や梁を活かした
デザインにして、オートクチュールの
似合う空間へ・・・
窓辺も細い格子のデザイン障子で
より空間を引き立てるようにしました・・・
T様がずっと思い描かれていた
物語の始まりのような玄関には
大正時代のアンティーク建具と
大阪格子の極細のラインから生まれる
陰影が素敵な空間です・・・