おはようございます。角谷由美です。
東京都庭園美術館は「幻の建築」
「アール・デコの美術品」と称されてきた
東京都指定有形文化財で、1933年当初の
趣を今に伝えています・・・

朝香宮ご夫婦の意思によってアール・デコ様式が
取り入れられ、フランスの装飾美術家 アンリ・ラパンに
主要部分の内装を依頼し、ルネ・ラリックもこれに
参加しています・・・

正面玄関ガラスレリーフ扉はルネ・ラリックの
作品です・・・

床は外国産大理石モザイク張り・・・

壁のレリーフも見事に・・・

次室の白磁の「香水塔」、黒漆の柱、朱色の
人造石の壁・・・

小客室には、壁面にアンリ・ラパンの
油絵が張りめぐらされています・・・

シコモールベニヤの壁に・・・

シャンデリアを囲む漆喰仕上げの円・・・

大きく円を描いた張り出し窓のある大食堂・・・

ラジエーターカバーにまで魚貝のデザインが
施されて・・・

置かれた美術品と共にこのアール・デコ様式の
空間を愉しみ・・・

アンリ・ラパンの世界に・・・
次回は、2階部分をお伝えします・・・