おはようございます。角谷由美です。
今日からしばらく目黒周辺をお伝えします。
初日は、伝統的工芸品を主に収蔵展示する
美術館。宗教哲学者、美術研究家の
柳 宋悦によって創設された日本民藝館を
ご紹介します・・・
目黒の駒場東大前駅から徒歩5分ほど・・・
1926年、思想家の柳宋悦らにより企画され
実業家の大原孫三郎をはじめとする多くの
賛同者の援助を受けて1936年に開設された
「民藝運動」の拠点。
外観・各展示室ともに、和風意匠を基調としながらも
随所に洋風を取り入れた施設になっていて
石塀は国の有形文化財に登録されています・・・
門を入ったところまでパチリと・・・
内部は残念ですが撮影は出来ませんので
推薦工芸品である九州の諸窯、山陰や益子
沖縄などの伝統的な産地で作られた陶磁器の
販売がされているミュージアムショップも
おすすめですので、是非、訪れて下さい・・・
そして、本館道路沿いに建つ西館は、栃木から
移築した石屋根の長屋門と母屋からなる
旧 柳宋悦邸も時により公開されています。
(かなりイレギュラーですので、要チェックが
必要です。)
柳宋悦の審美眼を通しておさめられた新古諸工芸品
約17,000点を数える所蔵品。
3/22(日)までは、「文字の美ー工芸的な文字の世界」
特別展が開催されています・・・
日常品の美しさに着目した柳宋悦の世界
隠れた人気の美術館です・・・