おはようございます。角谷由美です。
江戸時代の建物、柏屋さんでゆっくりした後は
ねむの木美術館へ・・・
掛川市の上垂木にあるねむの木こども美術館は
1968年に日本最初の肢体不自由児養護施設を設立された
宮城まり子さんが1999年文化施設として開館されました。
「どんぐり」と「緑の中」の二つの美術館があります。
「どんぐり」は藤森照信+内田祥士(習作舎)設計
素敵な建物なのですが、著作権の関係で許可が必要になりますので
敷地外からホンワリと・・・
とっても素敵な外観とそれを物語のように魅せるアプローチがありますので
是非、実際に訪れて下さいね・・・
このどんぐり型のホールに入ると、とても心静かに美術鑑賞が出来ます・・・
そして、もう一つの美術館「緑の中」は坂茂氏設計のペーパーハニカム
三角格子構造のスケルトンの建物です・・・
こちらも、チラリとですみません・・・
訪れた時は、作品の入れ替え中で休館でしたので
ホームページで確認をしてから訪れて下さいね・・・
そして、周辺にはねむの木の施設が点在しています・・・
ガラス屋さんやカフェなど・・・
そして、宮城まり子の夫である吉行淳之介文学館は、数寄屋建築の名手
中村昌生氏による美しい佇まいで、奥には平屋の茶室があります・・・
ゆっくりとした時間の流れる文学館では、彼の書斎の様子や
真っ青な空とこんもりとした森を背景に全著作約400冊の他
芥川賞受賞作の「驟雨」の手書きの原稿、愛用の品や写真
などが展示されています。
お茶室は特別な展示の時だけ展示されますので
チェックしてお出掛けして下さいね・・・
次回は、この帰りに立ち寄ったちょっと優雅な
ティータイムをお伝えします・・・