おはようございます。角谷由美です。
新幹線で東京へ、そしてJR御徒町で下車をして数分・・・
混雑した街並みから緑に覆われた石垣塀をくぐり
坂を登って行くと・・・

旧岩崎邸庭園の中に重要文化財旧岩崎家住宅が姿を見せてくれます。

都心の一角に庭園の入り口があります・・・

緑と青い空を見上げながら進むと・・・

邸宅が現れます。
三菱財閥岩崎家本邸として明治29年に完成。
設計は日本の西欧建築の父ともいわれる英国人建築家
ジョサイア・コンドル。当初は1万5千坪の敷地に20棟以上の
建物があったそうです。

木造2階建・地下室付きのヨーロッパ式邸宅。装飾は
17世紀のジャコビアン様式、全体的にはルネッサンス様式が
取り入れられています。

地下室でつながった撞球室(ビリヤード場)は当時では非常に珍しい
スイスの山小屋風の造りとなっています。

現在修復中で残念ながら一部しかご覧頂けません。

岩崎家の内部は写真撮影が不可なので、当時の贅を尽くした
詳細のおさまりを機会がありましたら、是非現地を訪れて下さい・・・

広大な芝生の庭園に、近くの幼稚園の園児達がお散歩に来ていました。

この都心の一等地で貴重な庭園ですね・・・
次回は、洋館と結合して建てられた純和風建築をお伝えします。