おはようございます。角谷由美です。
清春芸術村の後半は、藤森照信氏設計の
茶室 徹(てつ)です。
屋根の銅板、漆喰の壁、茶室を支える檜は
清春芸術村に植わっていた樹齢八十年の
檜で、地上4m、室内は1.7坪の広さです。
残念ですが、外観のみの見学になります。
清春の桜・甲斐駒に囲まれたお茶室です・・・
梅原龍三郎アトリエは、日本の油彩画を確立した
梅原龍三郎の和風アトリエを東京新宿から
移築したものです・・・
窓ガラスから中の様子が伺え、愛用の絵具箱や
パレット、そして作品を見ることが出来ます・・・
佐々木喬氏の白樺図書館には、雑誌「白樺」の
復刻版、志賀直哉、武者小路実篤などの
書籍、美術書が所蔵されています・・・
谷口吉生氏設計の清春白樺美術館は、「白樺」の同人が
建設しようとして、その夢を果たせなかった「幻の美術館」を
武者小路、志賀の両氏を敬愛した吉井長三が
実現したものです・・・
建築と美術と文学を、自然の中でゆっくりと・・・
桜の季節に是非訪れて下さい・・・