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  • 箱根が混んでいる時は・・・成川美術館がおすすめです!!

    2013/09/20

    おはようございます。角谷由美です。

     静岡県住まいの文化賞受賞特集、いかがでしたか??

    お祝いのお電話そしてメール・・・主人のお客様からも温かい

     お言葉を頂き、本当にありがとうございました。

     

    この賞を励みに、これからも素敵な作品を創り続けて行きたいと思います。

     皆さまの様々なご希望に応えられる設計者になれますよう

     日々いろいろな事に興味を持ち、素敵を探したいと願っています・・・

     今後とも是非、見守っていて下さい。

     

     

    それでは、いつものブログに戻りますね・・・

     先週の箱根で福田君ファミリーに合った続きをお伝えします・・・

     

     

     

    箱根が混雑している時は、少し山側にある成川美術館がおすすめです・・・

     駐車場が混雑していてどのレストランも沢山のお客様

     ちょっと待ちきれないな~・・・という時に、すんなり入れるのです。

     

     

    美術・・・??は少し後回しで遅めのランチに向かいました。

     

     

     

    こんなに眺めの良い・・・

     

     

    箱根を見渡すカフェでランチが頂けます。

     ようやく、ほっと一息・・・

     

     

     

    ゆっくりしたあとは・・・展示コーナーへ・・・

     

     

     

    MOA美術館と同じく富士山をテーマにした展示が

     されていました。

     

     

    箱根の小高い丘の上にある重厚な建物・・・

     

     

    カフェの前には万華鏡の展示が・・・

     

     

    覗いて見ると・・・

     

     

    素敵な世界が広がります・・・

     

     

    休日で箱根が混雑している時はおすすめのスポットです!!

     

     

    さあ、次回からは愛知トリエンナーレのアートの世界を

     お伝えします。名古屋のインテリアSHOP,CAFE

     リストランテ・・・他もお楽しみに~!!

     

  • 静岡県住まいの文化賞受賞特集 最終回

    2013/09/19

    おはようございます。角谷由美です。

     静岡県住まいの文化賞受賞特集の最終回は

     お施主様のT様、施工者の平松君そして、設計者の私

     それぞれの思いをお伝えします。

     

     

     

     

    T様と出逢ったきっかけは、インターネットからのお問い合わせです。

     自分の希望を叶えてくれる相手を探されていろいろ迷われている時に

     誰もまだ住んでいない、空き家の高層マンションの1室に

     私が訪ねて行ったのが最初です。

     

     

    (初回のお打ち合わせの時の映像)

     

    ガランとした和室に資料を並べて、T様からのご希望を伺いながら

     私の今までの作品事例をご覧頂きながら、リノベーションに対する私の考え方を

     お話しました。

     

     

     

     

    そして、T様とお話するにつれてこの高層階のロケーションを

     活かしたデザインが私の頭の中で動き出しました。

     

     

     

     

    竣工した直後に伺ったT様へのインタビューはトップ画面の中で

     アップされていますので、今回は先日の授賞式の時に伺った

     コメントをお伝えします。

     

     

     

    T様より

    「日々、惚れ惚れとしています。とても寛げて

     家に帰るのがとても楽しいです。

    身内の方々が最初に訪れた時は玄関を入って

     忍者屋敷みたい!?!そして、LDKに入って

     小上がりの空間を楽しんでいる時は居心地が良いね。と・・・

    姪っ子の4歳と6歳は広々とした空間と小上がりの建具の開閉で

     狭くした空間が楽しくて、とってもはしゃいでいました。

    バレーボール仲間の方々は足や腰を痛めている人が多くて

     この小上がりと掘りごたつはとても座りやすく

     居心地が良いと言ってもらいました。

    浴室のクリアガラスの扉は角谷さんのアドバイス通りにして

     正解でしたね。目隠しにしなくて良かった。この空間は

     来客の方々からもホテルみたい・・・と言われます。

    あの空間で料理をするのが楽しくって、最近お皿や

     カトラリーを集めています。ですが、物はなるべく増やさないように

     すっきりと暮らしたいと思っています。

    こんな夢が叶えられて、いろいろな人の夢をこれからも叶えて

     あげて下さい。」

     

     

    T様、ありがとうございます。

     お喜び頂いて何よりです。この受賞に際しては審査から授賞式まで

     いろいろとご協力頂きまして、本当にありがとうございました。

     今後とも是非宜しくお願い致します。

     

     

     

    そして、平松君からのコメントです。

     

    「まずはT様、リフォーム賞受賞、本当におめでとうございます。

     今回このような賞を取るような現場に携われた事、とても光栄に思っています。

     早いものでもう一年も前になるのか…という感覚ですが

     T様邸は御殿場市の高層マンションの一室ということで、夏場の現場としては

     とても涼しく、風通しも良くて仕事のしやすい環境でした。

    そして、使ったことのないような様々な〝黒〟を使った仕事でした。

     家具はもちろん、床板や框からコンセントプレートまで

     とにかくこだわったものを多く使い、大胆なクロスの使い方等 

     作り手としても見たことないモノが多く、驚くことが多かったです。

    と、同時に悩んだりすることも多く、電気屋の佐野さん・クロス屋の池上さん

     設備屋のゆうたくんをはじめ、共に頑張ってもらった大工の町田さん

     大石アキ君にも早く受賞の事をお伝えできればと思っています。

     現場代表として式に行かせてもらいましたが、皆さんの支えなしでは

     とてもまとまらなかったで・・・この場をお借りして

     いつも感謝しています!!

    そして、今回受賞するにあたり写真というものがとても重要な役割をはたし

     その写真を見事にまとめてくれたデザイン部の皆さんにも大変感謝しています。

     その写真は自分の名刺にも使わさせてもらっています。

    長くなってしまいましたが、このような機会を与えてくださったT様

     角谷さんに感謝し、これを励みにこれからもがんばっていこうと思います。

     ありがとうございました。    平松哲朗  」

     

    平松君ありがとう。そして、平松君のコメントにもあったように

     様々な職種の沢山の皆さんの協力のもと現場は出来上がります。

    審査員長のコメントの中にも、「住まい作りの大事なことは施主・設計・施工者が

     力を合わせてより良くしていく事」とあります。

    誰かがこう言ったから、こうなりました。そうではなく、全員でより良い

     住まい創りに向けて尽力する。  

     

     

    今回はその結果が実を結ぶことが出来、関係各位の皆様に本当に

     感謝をしております。

     

     

    何度伺っても、この黒と無垢材のブラックウォールナットの

     空間でのひと時は、最高です!!

     

    T様にまたお願い事をしました。

     「いつか、内覧会のツアーを組ませて下さい。」と・・・

     

     

    いつか、この空間をご覧頂ける夢のツアーを設定しますので

     楽しみにしていて下さい!!

     

     

    最後に、私からのコメントは・・・

     

     

    「T様と平松君、そして審査員の方々から頂いた言葉で

     胸がいっぱいです。

    リノベーション・・・住まいをより良く再生する。

    その中に必要なことが沢山あることを日々感じて、誰の責任でもなく

     自分自身が働きかけることで、周りの皆さんを巻き込んで

     住まわれる方の理想の暮らしをご提案する。

     

     

    まだまだ、することが多すぎて・・・

     

    今以上の自分である為に、沢山の良い建築を見て

     多くの事を感じ、一つ一つの出逢いを大切にして

     引き出しの中身をいっぱいにしながら、考えて

     考えて、考えて・・・その繰り返しですね・・・

     

    今後も、皆さまのご協力のもと素敵な住まい創りをご提案して

     いきたいと思います。その様子を温かく見守っていて下さい・・・」

                                 角谷由美

     

  • 静岡県住まいの文化賞「黒をテーマにしたスマートライフ」製作過程

    2013/09/18

    おはようございます。角谷由美です。

     静岡県住まいの文化賞の受賞特集版の今日は製作過程を

     お伝えします。

     

     

     

     

    インターネットで見積もりのご依頼を頂き他の設計者との

     相見積もりの中、初回にお逢いした時に伺ったT様のご希望・・・

     その時に聞き取りをしながらご提案した私の引き出しの中身・・・

     今までに創り上げた作品の施工事例の数々をご覧頂き

     T様の求めるものがここにあることを感じて頂けたのでは・・・

     

    そんな思いで帰社すると、秋に着工の物件と進行している

     新築の合間に平松君を投入する事を決めていました。

     

    最初にご提案したのは、黒の空間を引き立てる

     無垢材のブラックウォールナット・・・

     

    何の迷いもなく事前打ち合わせを開始したメンバーに

     自分自身で応えようと無垢材を探しに行きました。

     

    木目も重厚感もこれならいける・・・

     そう感じる無垢材と向き合えた時に、T様から

     他社の見積もり提示前にもかかわらずお返事を

     頂きました。

     

    そんな、過程も後日談・・・早速ブラックウォールナットを

     搬入して木取りをしたのが・・・

     

     

     

     

    この2メートルを超える巨大なブラックウォールナットの座卓です。

     

     

     

     

    着工して直ぐに製作家具がほぼ完成するのはこの時が

     初めてです。

    それほど、このブラックウォールナットの座卓がデザインの

     ポイントになる空間、それに合わせて決定していく素材が

     多かったのです・・・

    無垢材に向き合う平松君と小山君の表情も未だに

     目に焼き付いています・・・

     

     

    解体直後のグレーの空間・・・

     この時集まったメンバーの最初の試練が・・・

     

     

     

     

    高層マンションの材木の荷揚げです。

     エレベーターに入らないものを全てこの階段で運びあげました。

     

     

    もう一つ巨大な材料の荷揚げは・・・??

     

     

     

    3メートルを超える巨大なTVボードのカウンターです。

     この時は材料を買付る前に平松君と木取りを確認しました・・・

     

     

    この仕上がりも圧倒的な存在感で無垢材を表現出来ました。

     

     

    美しい木目をどう木取りするか・・・?

     平松君が「無心の時が一番」・・・と言う木取りの瞬間は何度見ても

     感動します・・・

     

     

     

    そんな製作過程でも、行き詰まる時・・・

     「胃が痛くなりました。」と平松君のコメントがあった掘り座卓・・・

     世間がお盆休みの時に高層マンションのこの空間で

     彼が取り組んでいたこの組み方・・・

    ブログ内でコメントがありましたが、最初に木取りした部材を

     写真におさめて、次の過程を取ろうと思っていたのに

     夢中で組み上げてしまったそうです・・・

     

     

     

    そんな過程をブログでご覧になったT様が現場にいらっしゃると

     高さを確認して頂きながら、仕上げのイメージを

     お伝えしたいと・・・

     

     

    表面に水分を与えて・・・

     美しい、木目を浮き上がらせました。

     T様にも出来上がる過程を日々のブログで、時々立ち寄って頂く

     現場でご覧頂きながら創り上げて行くことの喜びをご一緒に

     感じて頂きたかったのです・・・

     

     

    毎日現場で仕上がり具合を見ている平松君も様々なブラックの素材を

     見て触って感動していました・・・

     

     

    いろいろな思いの込められた現場の完成・・・

     

     

     

    私のデザインと大工の技が融合した瞬間・・・

     狙っていた様々なブラックの素材と無垢材の重厚感、細い格子から差し込む

     光と影・・・

    この瞬間を喜びながら、目を閉じてこの製作過程を思い返します

     

     

     

    嬉しいと同時に、次のステップへ自分の課題を考え・・・

     終わりのない永遠がデザインの世界なのですね・・・

  • 静岡県住まいの文化賞「黒をテーマにしたスマートライフ」撮影風景

    2013/09/17

    おはようございます。角谷由美です。

     静岡県住まいの文化賞「黒をテーマにしたスマートライフ」の

     受賞特集版、今日は撮影風景をお伝えします。

     

     

     

    ブラックウォールナットの木目の美しさ・・・

     以前にもお伝えたことがありますが、私は空気感のある

     ショットを好みます・・・

    設計者の意図するところ・・・お客様のご希望・・・大工の技・・・

     そんな思いの込められた空間を伝えられるショット・・・

     

     

     

    デザイン部の李家さんのファインダーを覗く真剣な表情・・・

     何かを捉えようとする一瞬・・・

     

     

     

     

    須田君の難しい高層階の景色を捕えるアングルを決める

     オーラ・・・

     

     

     

    沢山の機材を組み合わせて、様々な角度の隠れたショットを

     狙います・・・

     

     

    鏡面のブラックに映ったペンダントの光・・・

     

     

     

    T様にも途中のショットを確認して頂き、その映像に驚いて

     頂きました・・・

     

     

    どう素材を表現するか、真剣だけれど自分自身の姿は見えていない・・・

     

     

    美しいラインの大工の技を捉えるショット・・・

     

     

    この格子の織りなす光と影のショットがお気に入りです・・・

     

     

    夜景が切り取れた時は、かなり嬉しく・・・

     

     

     

    平成建設のデザイン部の皆さんの協力には、いつも感謝をしております。

     本当にありがとうございます!!

     

    次回は、ブラックの空間が製作されて行く過程をお伝えします・・・

  • 住まいの文化賞 審査会には20名以上の審査員の方々が・・・

    2013/09/16

    おはようございます。角谷由美です。

     今日は、静岡県住まいの文化賞を受賞した「黒をテーマにした

     スマートライフ」の審査会場の様子をお伝えします。

     

     

     

    御殿場の高層マンションにマイクロバスで到着した

     審査員の皆様は20名以上・・・

     

     

     

    広いLDKに皆さまにお集まり頂き、T様との出逢い、ご希望

     設計趣旨、工夫した点、大工の技について熱く語らせて

     頂きました。

     

     

     

    T様からも、住まわれてからの感想、朝から夜にかけての

     照明効果、お料理好きのT様がお客様を招いて過ごすひと時

     特に、無垢材のブラックウォールナットの存在感について

     ご説明して頂きました。

     

     

    平松君にも、製作過程の苦労した点、無垢材の施工、RCの構造の

     制約について、お客様に対する思いについて緊張しながら

     説明してもらいました。

     

     

    審査員の方々からは入り口に入った瞬間から

     お褒めのお言葉を頂き、大工の技についても

     誰もが無垢材の手触りを確かめながら

     「いいですね~・・・」と・・・

     

     

    T様から・・・

    「今でも家に帰ると、これが、本当に自分の家なんだ。と、嬉しく思います。」

     

    そんなお言葉を頂き、ウルウルしたのは、私だけではないはずです・・・

     

    ねえ、平松君・・・

     

     

    次回はその空間の一瞬を切り取る撮影風景をお伝えします・・・

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